一向に燃料の減らないCR-Zを「当分乗って良いよと」とは言われているものの、ぼちぼち足車を選んでいる。 BMWの7シリーズを2台乗りつぎ、M6そして5のツーリングと渡り歩いた。 これって、要するに都落ち? M3を買えば都落ちが完結する。 その通り、候補はM3セダンである。 僕にとってM6が「気のきいたシルビア」だったように、M3は「気のきいたアルテッツァ」である。 どのようなマシンかは、完全に把握している。 僕はこのマシンを、ステアリングを握った瞬間に振り回すことが可能だろう。 それに、BMWとはこれまで色々あったわけだから、恐らくは特別条件が出るだろう。 それは魅力だ。 もう一台の候補は中古のポルシェである。 僕にとってみれば「気のきいたスープラ」だ。 さて、どちらのマシンも足として問題はない。 なおかつ、踏めば応えるポテンシャルを持ち、僕の脳みそだけがマシンの前方を突き進む事はない。 さて、優秀な新人か、美人の中途採用か?
「米一般国民39%が中国重視初めて日本上回る」って、そりゃそうだろうよ。 日米貿易額が落ち込む中、米中は貿易額を増やし続け、はるか以前に逆転されている。 また、日本の政治家と話をしようにも、政権がコロコロと変わり誰が相手なのかもわからない。 震災後は手を差し伸べたが、肝心の日本の政治家は自分たちの政局にしか興味がなく、今やすっかりしらけムードだ。 日本国内企業もアホな政府に腹を立てて、優秀な者はとっくに海外に移転した。 日本に投資しようなんて考える企業もいない。 米国は日本を重視する必要がない。 普天間問題をはじめ米国にとって面倒な政府が登場してからはなおさらのことだ。 同盟関係さえ、危うくなってきている。 日本の政治家が政局にしか興味がなかったこの5年間、世界はしっかりと前を向いて進んできた。 国民給付金を受け取り、高速道路を優遇され、子ども手当をもらってはしゃいだ国民は、いったいどれほどの借金が増え、どれほどのビジネスチャンスを失ったことだろう。 上海のようは活気にあふれる街は、もう日本には存在しない。 僕のような都会の不良は、都会がないと生きられない。 逆に言うと、都会ならば世界中どこでも生息が可能だ。
阿里巴巴集団(Alibaba Group)は、中華人民共和国の情報技術関連企業グループ。 今回の視察目的の一つは、杭州市のアリババ本社訪問。 この会社はB2Bのオンライン・マーケットを運営しており、240余りの国家と地域にて5340万以上の会員を保有する。 設立はなんと1999年!の新しい会社。 従業員数は社員数10,000人を超える。 そこで僕は良い物を見た。 希望の光ではない。 日本の終わりを見たのだ。 まるで豊かな国に住んでいるように勘違いをして、勝ち誇るように生活してきた我々は、世界から完全に取り残されていた。 僕らは世界から見て「取るに足らない後進国」に暮らしている。 「これからみんなで頑張って、もう一度豊かな国にしよう!」 今すぐ本気で取り組んだとしても、何年かかる? 僕はこの数日間で、何年ものタイムスリップと何年分もの体験をしてきた。 だが日本は、出発したあの日から一歩も前に進んではいなかった。 政治家たちの関心事は、あの日と同じ「自分達の組織変更」。 本気でヘドが出る。 もういい。 僕らは僕らで頑張るので、いつまでも好きなだけやっていてくれ。 そういうわけで、また会社を立ち上げたときのように、緊張感のある日々が続きそうだ。