超望遠レンズ(8)
1月
18日
超望遠ズームレンズSIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Sportsの望遠端でのAF性能と解像度が如何ほどのものか三脚を使ってテストしました。
カメラとレンズ合わせて4Kgあまりの重量となりますが三脚はカーボン製のGITZOマウンテニア3型(脚径最大32mm)3段で耐荷重18Kgの物を使いました。
この日は風が強くて風圧でレンズが揺れ35mm換算630mmの超望遠ともなるとレンズの少しの動きがブレとなり改めて三脚の強度の必要性を感じました。
三脚を購入する時将来の重量級の超望遠レンズのことも考え耐荷重も余裕を持って丈夫な物を買ったつもりでしたが実際は安定させるにはもっとパイプ径が太い丈夫なものが必要なのだと分かりました。
風や操作時のブレを出来るだけ抑えるには長いレンズを使う時は三脚座だけの固定ではなくレンズ先端の補助支えも使用する必要があるのだと思いますがそんな本格的な撮影は今回目的では無いのでまた別の機会に考えるとして今回は風の弱い時にSSを上げてブレないようにして撮影に望みました。
1枚目の写真はおおよそ23Km離れたびわ湖バレースキー場です。今年は雪が少ないので人口雪で何とか営業しているようです。
2枚目の写真は1枚目の元画像等倍切り出しですがリフトやスキー客がちらほらいるのが分かります。
3枚目の写真は場所を変え少しびわ湖バレーに近づいて撮った写真です。Google Mapで調べると約16.5Kmです。
1枚目の写真と比べると少し引き寄せた感じでスキー場が大きく写っています。でも、照明が点くくらいの夕方ですからISOが上がり元画像等倍切り出し写真もかなりザラツキが出ました。
この時は三脚ではなく一脚使用でしたので低速シャッターは使えませんでした。
SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM SportsのAFは望遠端でも問題ないと思えます。
調整が必要かなと思っていましたがSIGMAのSportsシリーズはメーカーの全数検査なのできっちり調整されているようです。
望遠端でのAFも問題無さそうですしSIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Sportsはリーズナブルな超望遠ということで今のところは満足できるレンズです。
参考までに、ネオ一眼のPowerShot SX50 HSでも撮ってみました(写真5枚目・6枚目)。
この時はびわ湖バレーに日が当たり大変良いコンディションでした。
恐るべしネオ一眼です。ここまで写るとは。被写体が静物だと侮れません。
【追記】
1枚目と3枚目の間の時間帯に撮った写真があったので追加。
SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Sportsも光条件が良ければ満足な写りが期待できます。