ファルコン植物記(1197)白色の花【ナンテン】
6月
25日
メギ科ナンテン属の常緑低木で、樹高2~3メートルになり、原産地は中国、漢名の「南天燭」を略して和名としており、幹の先端にだけ葉が集まって付く独特の樹形をしています。
初夏に茎の先に花径6ミリほどの白色の花を咲かせ、反り返るような6枚の花弁と6本の黄色い<オシベ>が特徴的です。
花後には、晩秋から初冬にかけて赤色の実を実らせますが、園芸品種としては、白色の実の「シロミナンテン」、紫色の「フジミナンテン」、黄赤色の「ウルミナンテン」など、多彩な実の色で楽しませてくれます。