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2.春先の流産率

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2.春先の流産率
  春先に妊娠した場合、初夏の妊娠に比べて、
流産する女性がやや多いように感じています。

流産発生率に季節差があり、
秋あるいは冬に妊娠した場合、統計的に有意に多く流産している
という研究論文が複数ありますが、
私見としては特に春先が関係しているように思います。
  
春先はアレルギーの季節でもありますので、
アレルギーにより免疫異常が誘発されます。
それにより、
拒絶の免疫異常であるナチュラルキラー細胞活性亢進による流産、
あるいは、
自己に対する免疫異常(自己抗体)の抗リン脂質抗体陽性による流産
が、より多く発生しているのではないかと感じています。
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1.小さな命の運命

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1.小さな命の運命
  日々の臨床現場にて、米粒ぐらいの小さな命の鼓動をみて、
いつも何か神秘的な感動におそわれます。
「ああ、よかった。まずは心臓が動き始めましたよ。」と。
これが生理予定日より約2〜3週間過ぎた時点での第一の壁と感じています。
  さらにここから約4週間を無事に乗り切れるかどうかが第二の壁です。
もし第二の壁も乗り切ったならば、
あかちゃんは約3cmの大きさに成長しており、
運命的な流産(染色体異常による流産)の可能性は
ほとんどなくなっていると考えています。
  このあかちゃんの運命については、ただただ無事を 「祈る」 しかないのです。

(写真はラウル・デュフィ、当院診察室にある絵より)
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