《 雅羅・/・〝旅先で観た実〟❖ ’24-356 ❖ 》

カリン(花梨、榠樝) バラ科(... カリン(花梨、榠樝) バラ科(Rosaceae(Rhizophoraceae)
学名:Pseudocydonia sinensis (Thouin) C.K.Schneid.
         Chaenomeles sinensis (Thouin) Koehne.
別名:カラナシ、キボケ。
カリン(花梨、榠樝);カリン属  落葉低木~小高木。
カリンは香りは良いが生食は不適で果実を焼酎漬とか蜂蜜に漬けたりする。
果実を採ってから放置し、追熟して香りが強くなってから漬け込むのが良い。
普通、街路樹には観ないが公園等で見ることがある。
小枝は紫赤色、円柱形、刺はなく初め軟毛があるが無毛になり淡色の皮目がある。
蕾は紫褐色、無毛、先は鈍い。
葉は互生し、葉身は倒卵状楕円形。基部は丸く、縁には細かい鋸歯がある。
表面は無毛で光沢がある。裏面は葉脈に沿って軟毛がある。
雌雄同株、両性花。4~5月に、短枝の先に、淡紅色の花がひとつずつ咲く。
10月には黄色く熟しナシ状果で芳香があり黄色~暗黄色で狭惰円形の木質。
果実は、硬く酸味が強いが、鎮咳の薬用にもなる。
成熟した果実を湯通しをした後輪切りにして乾燥させ使用する。

先の公園で観たカリンは、其の場の雰囲気にぴったりだった。

遠望する南アルプスの峰々に綿帽... 遠望する南アルプスの峰々に綿帽子がない。おんだんか!?!


「令和陸年(皇紀2684年)12月21日」


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