崖地に咲く花・・そして紅葉・黄葉!!


鎌倉の海岸線には、崖地が数か所ある。
往古の首都であるこの地が
自然要塞を兼ね備えていた証と見える。
その崖地を好んで植生している植物。
更には、海岸線・稲村ケ崎でしか見れない植物に
「ユキヨモギ」がある。貴重だが、絶滅寸前。
いま一つ、今の時期に黄色い花を付ける
「イソギク」が崖に咲いている。
このイソギクは花弁状の部分(舌状花)を持たず、
キク(イエギク)との雑種が起源とされている。
イソギクは千葉県犬吠崎から静岡県の御前崎に至る
海岸の崖地に生育する多年草。
崖に生育する場合には株状となるが、
平坦地では地下茎によって広り、カーペット状に生育する。
葉は長さ4〜8cmで厚く裏面には白毛が密生しており、
毛は葉の縁まであるので表面から見ると
葉が白く縁取られているように見える。
毛の多さは、
海岸崖地・乾燥しやすい生育立地に適応したものか!?!
鎌倉で見れる場所として数少ない場所の稲村ケ崎で・・・
6年前、崖を崩して傾斜マンションの計画が表面化した。
が、いろいろな人々の尽力で開発を阻止できた。
所が先日、再開発の工事が突然始まった。
この6年余りの間、
土地利用を検討してこなかった、行政者の怠慢。
憤懣やるかたない。
貴重な植物のみならず、
自然植生・生態系をも狂わすことは、
鎌倉にあってこれ以上は、断じて許せない。
なし崩しで、この先、半世紀で
鎌倉の海岸線(砂浜)は、無くなる危険性に瀕している。
地権者の保護もあるだろうが、
将来に禍根を残すべきではないだろうに。
絶滅危惧植物などと言われるが、すべては、人間が引き起こしている。
自然との共生。
人間の驕りは、そろそろ終わりにしたいものだ。
そしてそして・・・!?!
今年の紅葉・黄葉は、いま一つ色が冴えない。
それらを見て回る時間もない。
昨年、東京郊外の昭和記念公園に参った折の画像を
再度アップして各地の紅葉スナップと対峙させてみる。
ここをクリックしてみてください。
#自然

ワオ!と言っているユーザー

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何かに似てる・・・と思ったら この写真の雰囲気だけを見てると、

蕗の薹の花のように見えました。
でも実際に見たり もう少し花が開いてくると違うんでしょうね。
葉っぱの縁取りは裏側の毛?なんだかおしゃれですね。

銀杏並木、見事でした。
ぜひまた来年はどこかに羽を伸ばしに出かけてみてください。(^^)
投稿日 2007-11-27 08:59

ワオ!と言っているユーザー


今日は、浬さん。


お説の通り・・・確かに蕗の薹に似てますね。思いもしなかった。同じ菊科ですものね^^。兄弟みたいなものですし。
色合いからして、イソギクは、女の子でしょうか!?!

最近は、各地の様子をスレッドで拝見できます。居ながらにして・・旅気分です^^。
これからも我が、まなこを楽しませていただきとう存じます。よろしく。
投稿日 2007-11-28 22:41

ワオ!と言っているユーザー