いまやろうと思ったのに(2)-心理的リアクタンス-
2月
27日
昨日の続きです。
心理的リアクタンス(英: psychological reactance)とは、1966年にアメリカの心理学者ジャック・ブレーム(Jack Brehm)によって提唱された「抵抗・反発」を意味するリアクタンスという語を心理学に適用した概念であり、「人が自由を制限(剥奪・侵害)された際に、それに抗おうとする性質」を指す。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)と書かれています。
ではビジネスシーンに目を向けてみましょう。
営業職での場面を想像してみてください。
成果の出ない営業パーソンは、一所懸命に商品や提案を説明し、顧客を「説得」しようとして、売り込めば売り込むほど、心理的リアクタンスを生み、買う気を削いでいることでしょう。
対する有能な営業は、顧客の不満や不安を受け止めながら、自分で考えられるように思考のプロセスを「アシス」トします。そうやって、顧客が自分で答えを見つけ、自分自身を説得するようにもっていくわけです。
そうなんです、優秀な営業パーソンは、いわゆるコーチングを実践してるわけです。
(明日に続きます)