内倉憲一 ニュースレター Vol. 244 「良い製品」=「売れる」は成立しない方程式
8月
3日
「良い製品」=「売れる」は成立しない方程式
私もこの失敗はよくやるのですが、「良い製品を作れば売れる」、「安ければ売れる」、「量を増やすと売れる」と思いがちです。例えば、コンサルタントの方は「資格を取れば売れる」「資料を作れば売れる」と考え、それを延長して「ホームページを良くすれば売れる」とも考えがちです。
これらの要素が重要でないと言っているわけではありません。もちろん、良い製品やサービスが安く提供されれば、それは好ましいことです。しかし、それらは顧客が比較の基準として利用する要素であり、それ自体が購入の理由にはなりません。購入を促進するためには、製品やサービスを多くの人々に知ってもらうことが重要です。
多くの人々に知ってもらう方法として、以下の取り組みが考えられます。
1. 潜在的な顧客との対話を通じて、自社の製品やサービスを紹介する。
2. 既存の顧客やユーザーに新製品やサービスを紹介し、購入してもらったり、紹介してもらえる人を探す。
3. ソーシャルメディア(Facebook、Instagram、Twitter、LinkedIn、ブログ)などを使って、製品やサービスを継続的に紹介する。
4. GoogleやFacebookなどのインターネット広告を継続的に行う。
5. 業界のウェブサイトに登録し、ページを作成して最新情報を提供する(ページ作成が可能な場合)。
ここで重要なのは「継続性」です。一度広告をして結果が出ないからと言って諦めるのではなく、継続することが大切です。製品開発に10の時間と費用をかけるなら、広報活動にも少なくとも同じくらいの時間と費用を投じる必要があると私は考えています。
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内倉憲一(うちくらけんいち)
PSPINC の提供するインターネット関連サービスで
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