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two o one two

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backyard chicken

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04/23/2022










5-6日ほど前のこと。
「鶏を飼おうと思っているのだけど、許可してくれる?」と、お隣さん(奥さんのほう)に訊かれた。
犬たちと散歩から戻ってきた時だった。不意をつかれたが、あまり驚きはしなかった。なんとなく、そんな予感がしていた。


彼らがうちの隣に越してきてから2年が経った。

その間、奥さんには赤ちゃんが生まれた(女の子だった)。
back yard(のわたしたち側)には低いフェンスで仕切られたガーデンが造られた。
フェンスはご主人のハンドメイド。
ガーデン近くに立っていた大木が切り倒された(太陽光を遮っていたのか?)。
屋根にSolar panelが取り付けられた。

芝生に関してはあまり気にならないのか、かなり丈が伸びた頃にご主人が芝刈りをする。
でも、ガーデンには気を配っていた。
そのガーデンには野菜だけではなく、花も植えられていた。
歩くようになった女の子に小さなジョウロを持たせ、水やりをさせていた。


だからだと思う、そのうち、backyard chickenが出現するかもしれない、という気がしていた。
うちの近所にも鶏を飼っているお宅がある。このことは前に書いた。


何羽飼う予定なのか、と訊くと、4!と即答された。Maxなんだよね、と笑い合った。

彼女は何度も念を押すように、本当に構わないのね?と言うので、断る理由はないわ、と答えた。でも、うちのパス公が鶏に反応することだけは伝えておいた。
「かなり吠えると思う、出来るだけ対処するようにするけど。」

Chicken coopをどこに設置するのか、確認しておけば良かった、と、後になって思う。
でもきっと、あのガーデンの中だろう。そうすると、うちの庭からバッチリ見えることになる。
あーーーパス公、、、、先が思いやられる。



彼女から、最後にうちの電話番号を訊かれた。
Cityから確認の電話が行くかもしれないから、と言う。へーそうなの?ちょっと驚き。

鶏を飼うとき、両隣と後方に住むneighborから許可を得る必要がある。そして、Cityはその最終確認を行うために実際にその居住者にコンタクトしてくる。のだそう。
お役所仕事。アバウトなアメ人はこういうところが厳格で、不思議。



さて、どんなChicken coopが建てられるのだろう。
とても嬉しそうに話していて、その様子からもう決めているのだろうな、という感じがした。
「時季が来たらFresh eggsをお裾分けするわ!」


そういえば、わたしが Ornithophobia(鳥恐怖症)だということを言いそびれた。
まさか、鶏を抱っこして連れてきたりはしないだろうから良いけど。多分、、、。











#日記 #犬日記

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pain

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04/21/2022








昨日、携帯電話を忘れた。
職場に到着し車を停めて歩き出してから携帯がないことに気付き、車まで戻ったのだが、車の中にもなかった。家に置いてきたのだった。なんじゃー。まぁいい、しょうがない。
たまに忘れる携帯。
そう言えばこの前、ようやく返事をくれた姉1は「不携帯でごめんね」と書いていた。同じか。


別に携帯がないと困るということもない。大体において、仕事中は「不携帯」と決められているし。
でも、休み時間とか、何気に眺めていたものがないと、どうも手持ち無沙汰である。
そして、携帯をいじっている人の多いことよ。みんな用もないのに(用があるのかもしれなが)携帯をいじっている。


ー昨日、嫌なことがあった。

大したことでもないけど、イラっと来て、その後、悲しくなった。
大の大人がなんだよ、ティーンエイジャーでもあるまいし、そんな大っぴらに嫌味を言ったり、告げ口したりするなよ、と、思うのだけれど、たまたまその「告げ口」現場に足を踏み入れてしまって、全てじゃないけど聞こえちゃった自分。さっきの、あの言葉も「嫌味」だったのか、と、気づかされた。

え?そんなことで?

と呆れてしまったのだけれど、じわじわとダメージ。
人間って、面倒くさい。もちろん自分も含めて、本当に、面倒くさい。

家族だったら、ここで、はぁ〜???今、なんて言った???と、直接対決だ、わたしの場合だけど。それが良いことなのかどうかもわからんが。
いや、家族で「告げ口」とか「嫌味」とかはないか。
でも、何か誤解を受けるようなことがあったら、その場でそれを確かめようとするだろう、そこには少しばかりの「怒り」とか「驚き」とか「残念に思う」とか、そういう気持ちがある。そして、その気持ちの根底にあるのは信じる心とか、愛情とか?


だからか。
そもそも、愛情はない。家族じゃないし。
信じる心も、大して、なかった。そういう人たちだとは知っていた。悪い人とかではなくて。

ならば、何をそんな真に受けてダメージ食らう必要があるのか。ちゃんちゃらオカシな話ではないか。


なーんてことを、午後の短い休憩時間に悟った(←大袈裟)。
そして、ああ、弟と一緒に過ごしたあの夏の日の動画。八月踊りをしながら話したあの馬鹿馬鹿しい物語。あれを見たい!!と、思う。
と、ここで、携帯を忘れたことを大後悔。


帰宅すると夫は仕事へ出かけていた。予定外の仕事が入ったらしい。
置き去りにされた携帯に(夫はわかっていたようだ、キッチンのカウンターの上に置かれていた)、夫からのtextが届いていた。

午後から本格的に降り出した雨はなかなか止まず、様子を見ていたのだが、5時過ぎに犬たちと散歩。
フッドを被って黙々と歩く。
雨は、小降りになったり強くなったり。フッドから雨粒が滴り落ちる。眼鏡をかけてこなかったのは正解だった。
犬たちは雨降りなんて全く気にしない。
いつものコースをいつものように歩く。

びしょびしょになって、帰って来た。
犬たちの身体をタオルで拭きながら、この面倒な作業がなぜか嬉しい。
もちろん、ここには深い愛情がある。










#日記 #犬日記

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Rose Moon

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04/17/2022










"Go look up the rose color moon. "

昨夜、犬たちと庭から戻ってきた夫がそう言うので、Rose Color? 聞き返してしまった。
夫からそんな表現が出るなんて。ちょっと驚いた。
そして、なんだ、わたしはまだまだこの人のこと、十分に知っているわけではないのだなと、思う。
"It's called Pink Moon."
そう伝えると、いやあれはピンクというよりもRose Colorだと言う。
しつこいが、夫からこんな言葉が出るとは思わなかった。

窓に近付いて見てみると、東の空に巨大な満月がぽっかりと浮かんでいた。
わたしには少し燻んだ橙色に見えた。見上げた時間が少し違うのもあるのかもしれない。

夫から「だろう?」と訊かれて、「そうかな」と言った。
「そうだね」と言えば良かったのかもしれない。
でも今年から我が家ではPink MoonのことをRose Moonと呼ぶことにしよう、と、心の中で思った。

そういえば、Pink MoonはPaschal Moonとも呼ばれる。
うちのパス公のPascalでもある。

今日は、Easter Sundayです。















#日記 #犬日記

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National Siblings Day

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04/12/2022








4月10日はNational Siblings Dayだったらしい。
BindiRobertのInstagramで知った。


わたしはその前の日の土曜日に、姉と話している。
姉1.2,3 それぞれ別個にLINEを送ったところ、どれも既読にならず、ちぇっ忙しいのかいな、と、しょげた気持ちになったところに、姉3がやっと反応。
ー今、見た。

ということで、しばらくはtext交換。そのうち面倒だからと電話で話すことになった。
何か用事があった訳でもなく、他愛のないことを話す。近況報告みたいなものだ。
その中で、姉2が4月から異動になったことを知らされた。えー聞いてないぞ、わたしはもう蚊帳の外か!とふざけて言うと、蚊帳の外のほうがいい、代わりたいわ!と返され、大笑いだった。
姉と話すときはいつもこうだ。
何がそんなに可笑しいのか、と思うくらい、笑わせてくれるし、向こうも笑う。なんでこんなに楽しいのだろう、と思う。


そう言えば、夏に弟と会った時もめちゃくちゃ面白かった。
娘がその時の様子をビデオに撮って送ってくれていた。いつ見ても、笑える。
何なんだろうな、この兄弟姉妹というものは。


娘や姪は、わたしたちきょうだいのことを、仲良しだ、と言う。そして、繋がりが強い、と言う。
良い意味かどうかは微妙だが。


彼女らが言うように、本当に繋がりが強いのだとすると、それは父親を早いうちに亡くしたので、必然的にそうなったのではないかと思う。

わたしが学校嫌いで家が大好きだった、というのも、その辺が関係しているのかもしれない。
学校でその他大勢の子供達と一緒にいるより、きょうだいでワイワイやってる方のが数倍楽しかった。楽しい、というのは、楽(らく)、ということでもある。
素の自分。


いつの間にか兄も姉も弟も、もちろんわたしも、み〜んな歳をとってしまった。
最近は、「歳とったから」という台詞をよく聞くようになった。

頑固に、それぞれが、やりたい放題。


コロナもだけど、戦争が始まっちゃったので、4姉妹イタリア・スペイン旅行はまたまた遠ざかってしまった。
そのうち誰かが柔軟に(身体も心も)動けなくなるのではないかと、気がかり。
どうにもならないことだけど。


追記:姉3と話したあとに、姉1, 2 それぞれとも話した。いつも感じる、三者三様。











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新学期

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04/09/2022








4月第2土曜日。
我が補習校の新学期開始日であった。
実に2年ぶりの対面授業。
今朝、久しぶりに向かう道中、GPSを設定しなかったことに気付いた。道、覚えているかな、、とちょい不安になったが、家をかなり早目に出たので、とりあえず向かった。
すると・・・なんと、しっかり道順を覚えていたので、びっくり。
驚くことではない、と言われるかもしれないけれど、わたしはかなりの方向音痴。1本、道を間違うと、元に戻るのは至難の技。それが、スイスイと、直進すべきところ右折すべき左折すべきところ、一度も間違わなかった。考えてみれば今年度で9年目。2年オンラインだったとは言え、それまでに6年間、通った道だ。忘れるほうがおかしい。
早々と駐車場に到着すると、教会の信者さんがたが教会周りの清掃をしていた。この光景もやたら懐かしい。うちの補習校は教会の地下を借用している。


自己紹介ゲーム。
生徒と交互に1個ずつ紹介し合った。
まず最初に「名前」。その次は、お互いに自由に言う。
生徒は自己紹介用のプリントを持っておらず(その存在さえ知らなかった、、、お父さん、お母さん〜!)、わたしのものをちらりと見せ、ルールを説明、とりあえず5分間与えてノートに書いてもらった。書けたのは5つ。でも、「その場で思いついたことを言います!」と、まぁ頼もしい。
そういうわけでお互いに言い合った。15項目。わたしは、だんだんと、ちょっと恥ずかしくなる。照れ隠しに、大きな声でハキハキと演劇っぽく言った。予想以上に自分をさらけ出すことになって、これは楽しい、けど、恥ずかしい!と、大笑い。生徒も楽しそうだったので、まぁ結果オーライか。

4月23日は生徒都合で休講となる。
思いがけず、お休みが出来た。
実はこの週、現地校では22日が休みなので(理由は忘れた)3連休。うっしっし。

あ、うっしっし、で思い出したが、国語の単元授業とは別に「オノマトペ」を学習することにした。
今日は初回で「笑う」オノマトペをば。
にこにこ、にやにや、にたにた、うふふ、クスクス、などなど。笑いの違いがこういう言葉だけで表される不思議。それを聞くだけで理解できる不思議。
日本から来たばかりの生徒なので、この辺り、感覚的にとてもよく捉えていてさすがだと思う。と同時に、異国に長くいる生徒たちとの差をあらためて感じた。


1学期は8週。うち、1回休講なので、7週。
残り6回の授業。さて、どこまで出来るかな。







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The Lord of the Rings

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03/30/2022








春休みにThe Lord of the Rings を見た。

一度も見たことがない、と言ったわたしのために、職場の同僚がDVDを貸してくれたのだ。しかも、extended editionという長いやつの3本セット。なんか知らんが立派な箱に入っていた。
もちろん、わたしから頼んだ訳ではない。
どうしても見て欲しい、お願いだから見て。騙されたと思って見て。と、懇願された。mはHarry Potterが好きなんだから絶対に気に入る!とも言われた。というか、見たことないなんて信じられない!なんでだ???と、詰め寄られた。

自分でもよくわからない。機を逸したのだと思う。例の、Avatarと同じ。気になった時には既にかなり有名になっていて、世の流れに逆らう天邪鬼になったのだろう。それと、上映時間の長さもネックだった。3時間とか?本腰入れて取りかからねばならない長さ。だから、TVで放映されてたときにも見ようともしなかった。

春休み中に見なくても良いから。返すのはいつでも良いから。と、言われた。彼は押しが強いのだ。まぁせっかくDVDセットを持って来てくれたのに無下に断るのもなぁ、、、と、持ち帰ることになった。彼は嬉しそうに言った。
ー見たら、アン(仮名)の言うことが良くわかると思うよ。アンはThe Lord of the Ringsに関わることをいつも言うから。
これにはちょっと心を動かされた。なるほど、そういうことってある。ならば見てみようではないの。


春休み後半。まずThe Fellowship of the Ringを見た。DVDの良いところは、必要時に停止して何か用をたすことが出来る、ということだ。なので、気楽な感じで見始めた。しばらくはShireの意味がわからなかったり、Gandalfがどうしてhobbit達にあんなに歓迎されるんだろう?と、不思議に思ったりもしたが、見ていくうちにだんだんと物語にどっぷり浸かった。extended editionだったせいか?DVDはpart1とpart2に分かれていて、うひゃー、1日ではとても無理。結局、何日かかけて、The Two Towersまでを見ることになった。

春休み明け。
最後のThe Return of the Kingを見ていないから返すのはその後になる、と伝えると、彼はキラキラした目で、どうだった?どう思った?良かった?どう???と、訊く。わたしは、最高に気に入った。hobbitになりたい。と、言った。それを聞いていたアンは、誰もがみんなhobbitになりたいと思ってる!!と、笑った。


先週末。
最後まで見終わった。

犬たちが心配するくらい、大泣きだった。
最後は胸が締めつけられた。でも、良いエンディングだと思った。


DVDセットを返し、同僚と感想を言い合った。彼がふいに
I can't carry it for you, but I can carry you!
と、SamがFrodoを担ぐ場面を再現したので、そこでおいおいと号泣する自分を再現して見せた。いやはや、こんな映画を20年もの間、見逃していたなんて。



映画と原作は若干違うらしい。
「指輪物語」は学校の図書室にも置いてあったと思うのだが、なぜか読んだことがなかった。不思議だ。
日本語版の本は次に帰国するときまで待つとして、とりあえず英語版でも読むかな、と思ったり。無理かな?










#日記

ワオ!と言っているユーザー

So, how do I introduce myself?

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So, how do I introduce myself?
03/28/2022







色々あって、1学期だけという条件で講師を継続することになった。
断れなかった、、、、学習意欲のある生徒が講師の数が揃わない理由で休学になる、というのは、、、それはあまりにも気の毒だと思った。


ということで、只今、新学期初日に向け、ちまちまと準備をしているところである。

自己紹介ゲーム。

20項目くらい考えてもらおうかと思ったが、自己紹介の用紙を作成したらイラストのサイズの関係で15項目分しか作れなかった。
で、とりあえず講師である自分もやってみるかなーと、チャレンジ。
すると、これがなかなか面白いではないの〜。
内容よりも何を取り上げるのか、が、その人を表すような気がする(番号を記しただけの自由記入式です)。

何を書いてきてくれるか、今から楽しみだ。









#日記

ワオ!と言っているユーザー

Justice

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03/26/2022








春休み明け。同僚のひとりが出勤せず、そのまま退職した。
退職届(2 weeks noticeと言われる)なし、とのことだった。

驚いた。

が、わたしの相棒は「予感があった」と言う。
ー遅かれ早かれ、そうなるんじゃないかと思っていたよ。


彼女のことを以前に書いた。
わたしは学習しないようで、あの後も何度か同じことが繰り返された。
その度に、あぁまたやっちゃった、とか、むぅー気分悪いなーもう、とか、相変わらず不機嫌だわ、とか思いながら、やり過ごした。
相棒からは、ディアナ(仮名)がやって来ると目線で(m, DO NOT SAY ANYTHING!)合図されたりもしたが、顔を合わせても「自然に無視する」なんて器用な技は持ち合わせていない。それに、そういうことをする自分をとても邪なものに思える。
No, it's not, IT"S JUSTICE! と言う彼に、わたしは思わず吹きだしてしまった。彼は笑っていたが、冗談じゃなくて本当にそうなんだよ、と付け加えることを忘れなかった。
その時、人にはそれぞれ付き合いかたというのがあるんだな、と思った。彼には彼の、彼女には彼女の、そしてもちろん、わたしにはわたしの。どれが「正しい」というものでもなく、それがその人の「らしさ」「best」ということなのかもしれない。


わたしはしばらく、その「正義(或いは公正)」について思案した。
最初は面白い発想だなと思った。目には目を(Eye for an eye)ということか。すごいな。アメ人らしい発想なのか?
でもーふと思い立って、彼に言った。戦争って、双方が「正義だ」って言ってるんだよね。
彼は、うーーーん、と唸って、それから、そうだね、と答えた。
まだ、ロシアがウクライナに侵攻していなかった頃のことだった。



ディアナは働き者だ。怠けることを嫌う。仕事も早い。与えられたタスクを時間内にこなす。時間内に終えられない場合にはしっかりと引き継ぎを行う。そして、自分の仕事に誇りを持っていた。

なのに、どうして辞めちゃったんだろう、、、
相棒は納得していたけれど、わたしには今ひとつ、わからなかった。2 weeks noticeもせずに辞めるなんて、こんな辞め方をするなんて、彼女はそういう人じゃない。


春休みに入る直前の金曜日。この日、ディアナは酷く憤慨していた。
出先から戻ってきた後、休憩も取らずにオフィスで長い時間、マネージャーと話し込んでいた。珍しい光景ではなかったので、そんなに気にも留めなかった。また何か嫌なことがあったのだろう。

あの日、彼女は真っ赤な顔で怒っていた。今にも卒倒してしまうんじゃないかと思うくらいの勢いだった。けれど、オフィスのドアは閉められていたので、声は聞こえなかった。ただ、彼女が硬く握り締めた拳でデスクを何度か叩いているのが見えた。それでも、そういう光景は珍しいものではなかったので、そっとしといてあげよう、くらいにしか思わなかった。


仕事を終えた後、ロッカールームへ行くとディアナが先にいた。思いがけず、わたしとディアナの、ふたりきりになった。一瞬、はちゃーと思った。でも、そういう気持ちを拭って、Have a good spring break, D! と、声をかけた。ロッカーのドアに手をかけていたディアナは、そのままの姿勢で5秒くらいか、何も言わなかった。
シーーーーーーーーーーン
ああああああ、、、、
酷く、気まずい雰囲気、、、、、ディアナ、と、彼女の名前も口にしたので、自身に向けられた言葉だということは明らかな筈。なのに、ここで無視?マジ???
永遠にも感じたこの5秒ほどの間、わたしの頭はぐるぐる。。。。どうしたら良いものか。。。

それからディアナは、ふぅーっと大きな、そして長いため息をついた後に、
Yeah, I guess.
そう言って、片手を振りながら出て行った。わたしは呆気にとられて、しばらく彼女の後ろ姿を見ていた。心がぎゅーっと苦しくなった。そして、忘れよう!と、自分に言い聞かせた。気にしない、気にしない!気にしたって、何も始まらない。



ディアナが退職してから数日がすぎ、その間、少しずつ状況が見えてきた。
簡単に言ってしまえば、あの日、ディアナの堪忍袋の緒が切れた。出先でのことだ。
別の同僚が、ディアナの代理で出向いた際、そこのスタッフから聞かされた。具体的には分からない。でもその言動は明らかに「行き過ぎ」だったらしい。
ずっと抑えていたものが、もう抑えきれなくなったのだろう、我慢に我慢を重ねていたことが、もうどうにもならないくらいにまでなっていたのだろう。

堪忍袋の緒が切れる、とは、よく言ったものだ。



今になって、思う。
あの、ディアナのわたしに対する仕打ち(?)は、彼女の憤懣を、少しずつ外に出していたものなのかもしれない、意識的に。或いはもしかしたら、憤懣が外に漏れ出てしまったのかもしれない、無意識的に。

そして、わたしには何かが欠けていた。
それはきっと、「親身になる心」というもの。もし、親身になっていたら、どうにかなっていたか?どうだろう?相手にされないかもだけど。でも、わたし自身、相手にしなかった、彼女のことを。触らぬ神に祟りなし。冷たいものだ。邪には邪でなく善良な何か、とか、関わろうともしない自分に出来ることではなかった。愛の反対にあるものは憎しみではなく無関心。マザーテレサはそう言った。そうだ、自分は傍観者だった。


堪忍袋の緒が切れちゃう前に、何かが出来たのかもしれない。ディアナはその憤懣をもっと小出しにして表出すれば良かった。さらに、発散させる方法が別の何かであればもっと良かった。そして周囲の人間は、彼女のことをもっと気にかけるべきだった。こんな形でのお別れは淋しい。そして、悲しい。


ディアナと一緒に仕事をしたのは5-6年だと思う。同じステーションではないけれど、毎日、顔を合わせた。パンデミックの最初の年の夏には一緒に仕事した。うちの職場からはわたしとディアナのふたりだったからか、そういえばあの頃は良く話す仲だった。

とても激情的な人だった。
いつも何かに怒っていた。
そして、自分の仕事に誇りを持っていた。
without 2 weeks notice は、彼女自身の「正義」なのかもしれない。

正義は、いったい何をもたらすのだろう。














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てくてくのろのろ

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03/24/2022









さっきこのMac AirでYahooにサインインしたら、顔認証うんたら、というやつが出てきた。顔認証って、どうやってやるんだろ?と思っていたら、指紋マークみたいなのがあったので、これで良いのか?と、親指を当てたら「完了」となった。凄い。世界はいつの間にこんなことになっていたのね。そう言えばマイiMacもかなり古い。前に一度クラッシュしてHDDを交換した。その後は問題なく使っているけど、あれもかなり古い。またいつかクラッシュしてしまうのかもしれない。そうなってしまう前に新しいやつにデータ移行しといたほうが良いのか?やっぱりデスクトップを新調すべきだったのかも。もう遅いけど。特別なことするわけじゃないからAirで充分!と思って買ったけど、CDとかDVDとか挿入出来ないってこと、失念していたよ。もう遅いけど。


昨夜、姉3から電話があったらしい。

ーはげ
ぬぶりじゃや
かけるのがいつも遅いや
しょんぬん
またかけます😁

姉からのLINEは今朝、見た。
昨夜、8時45分に電話をくれていた。
このとき、まだ寝ていなかった。でも、わたしのiPhoneは、眠っていた。それで、うんともすんとも言わずにいた。だからまったく気付かなかった。
実はこの技、わたしよりもiPhone歴の浅い姉から教わった。素晴らしい。眠りを妨げない。仕事の用件も、朝になるまで見なくて良い。大体において、それほど緊急性のあることなど、ほぼないのだ、特に母はもう他界してしまったし。



テクノロジーの進歩になかなか付いて行けていない自分だけれど、まぁそれなりに少しずつ?
てくてくのろのろてくのろじー。











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Hello

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03/19/2022










すっかり忘れていた。
今日、Amazonから何やら届いた。
意外にも重い、、、何かの間違いかと、宛名を確認する。
も、そこには紛れもなくわたしの名がタイプされていた。m-a....
OK、何か頼んだことは確かだ、と、箱を開ける。
で、その時まで、すぅ〜〜〜〜〜っかり忘れていた。

It was マイ・new Mac Air!!

だった、だった、と思い出す。

いそいそと箱を開け、じゃじゃじゃじゃーーーーーん!
玄関に置いてあった箱を持ち上げた時の重さはあっという間に消えた。

かっるぅ〜〜〜〜〜〜!!!



と、いうわけで、今、わたしはマイ・new laptopから打ち込んでいます。
古いMacbook Proからデータ移行し、さらにデータ消去を施し、只今、(念のために)まっさらなOSをインストール中。
使い回しをする気はない。が、完全に消去されていることを確認したいため。

ところで、新たなlaptopを購入するにあたり、古いMac bookをトレードイン出来るかどうか、調べてみた。
らば。
らばらばらば。

あっさり、リサイクルですねー!と推奨された。

えええええ!!!

確かに動作は鈍くなっていた。
が、ほぼ、問題なしで来た。
あらためて調べてみるまで、そんなに長い間使っていたとは知らなかった。
2012年。

そら、もうリサイクルだね、、、😑


それにしても、新しいMacちゃんはスイスイスイ!
速度が半端なくて、これまでのちんたらうらうらが嘘のよう。😂


縦式とかいうソフトをDLし、これまで悩んでいた縦書きがさくさく出来ちゃうことに大感動&拍子抜け。


さて、あと何年使えるかどうかわかりませんが、どうぞよろしく。マイ・Mac Airちゃん❤️












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ワオ!と言っているユーザー

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