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Loner

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09/18/2022









色々あって気付けば9月も半ばを過ぎてしまった。
あれから、びぃ坊は水曜日に獣医さんの予約が取れて診てもらった。抗炎症剤の薬(スプレー式)が処方され、日に2回、患部は乾燥させておくようにと、舐めなくなるまでCone Collarを続けた。その後、少しずつ良くなり、診察から6日目くらいにはCone Collarを外し、散歩時にブーツを履かせることも止め(すなわち、通常通りにして)様子を見ていたら、舐めることもなく、すっかり全快。一時はCosmoと同じ腫瘍か何か、、、と心配したものだが、本当に良かった。ただ、原因はわからずじまい。わたしと夫の間ではイガイガどんぐりを踏み付けてしまったせいじゃなかろうかと思っているが(踏み付けた部分が気になって舐め過ぎて肉球が擦り切れてしまったのかな、と)。


びぃ坊治療中の某週末、我が家に義理おじがやって来た。
当初、義両親も来訪予定だったが、義父の調子が優れず彼らはキャンセル。当然、義理おじも来ないだろうと思っていたのだが、彼は予定を変更しなかった。
義理おじは70歳。数年前に奥さんを亡くしている。その後から(3年前かな?)College Football 観戦に我が街を訪れるようになった。州外からで、ダイレクトに来ると車で6時間半ほど、途中、彼の娘のところへ寄るので、そこから3時間半、という距離だ。
昨年は、いつも一緒に観戦する友人が癌治療中だとのことで予約していたホテルをキャンセルし、我が家に滞在した。これは義母の案だった。彼らはいつもわたし(ホスト)抜きで計画を立ててしまう。「家族なんだから当然のこと」と思っている。Small Townで育った環境なのかそういう性質の家族なのか?わたしのことを「家族」として捉えている証でもあるので、それは喜ばしいことでもあるのだろうが、正直、去年かなりキツかった。土曜日午前中は補習校(オンライン授業)があり、彼らがまだ家にいる間はPC部屋のドアを閉め、授業に専念しようと努めたが、義理おじの声は大きいし(多分、彼は少し耳が遠いのだと思う)、出かける直前までTVでFootball Gameを観戦するものだから、やたら騒がしい。また、彼らが騒がしいおかげで犬たちも興奮して吠え始める、という悪循環。
金曜日、仕事を終えると夕飯を準備し、義母のためには必ずデザートまで準備し(買うこともあれば、自分で焼くこともあり)、土曜日の朝には授業前に朝食をこしらえる。ゲーム後(土曜日)の夕飯、そしてお見送りする日曜日の朝食。外食することもあったが、どちらにせよ手間がかかった。
なので、義理おじの友人の癌治療が完了し、今シーズンは一緒に観戦できると聞いた時にはホッと安堵したものだ。ホテルももう押さえてあると聞いていた。

が、そのゲームでは友人が奥さんと一緒に来るとのことで、なんと義理おじはそのホテルを友人夫婦に譲ったのだそうだ。義母から、「だからこの週末にはmのところに来ることになったわ」。
その週末だけならなんとかなるだろう、去年のように毎ホームゲームではないのだ。自分にそう言い聞かせて承諾した。
が、直前に義両親が観戦をキャンセル、ということは義理おじは???不安に思っていたらなんのことはない、普通にやって来た。元気にやって来た。ハローハロー!

しょうがない。来た人を追い返すことは出来ない。ここは乗り切るしかない。耐えて、なんとか日曜日まで。

幸い、金曜日〜土曜日まで、夫がいた。金曜の夜は近くのレストランを予約した。土曜日の朝は我が家で朝食。わたしは普段、朝食を食べずに珈琲だけなのだが、No, m! You have to have breakfast with us!!と快活に言われ、頑張って食べた。おかげで調子が狂った。
土曜日は雨予報だった。彼は傘を持って来た、と言っていたが、ゲーム観戦に傘をさすのは無理だろう。夫のジャケットを貸すことにした。義理おじは、ありがたい!と言って、友人夫婦の分まで借りて行った。
土曜日の夕飯は我が家で。義理おじがゲーム前に購入したBBQリブを夕飯用にと半分残していったので(彼は彼なりに気を遣っていたのだと思う)、それにサラダや副菜を作って食べることになった。夫はその夜遅くに仕事だったが、かなり遅くまで義理おじに付き合っていた。わたしは早々に(と言っても9時半頃)寝室へと逃げ込んだ。

夫は真夜中過ぎに、Good luck,と言って仕事へ行った。
日曜日の朝、朝食を作り(義理おじは大食家である)、彼と一緒に食べた。

かなり、

かな〜り、疲れた。

義理おじを見送った後、しばらく放心した。


義理おじのことは大好きだ。
でも、彼とふたりきりになるのは、気まずさを覚えた。そう感じるのはおかしいのだろうか、と自問する。なぜなら、義母はそのことに対してなんとも思っていないのだ。救いだったのは、夫がわたしの気持ちを理解してくれたことだ。彼はわたしに対し申し訳ないと言っていた。夫が悪いわけではない。でも、夫には愚痴をこぼした。こういうことはこれきりにして欲しい。



アメ人の友人から、mはintrovertだから、ひとりになる時間が大切なの、それをはっきり言って次から断るべきだ、と言われた。
introvertという単語を知らず(恥)、どういう意味か聞いた。彼女の説明では、introvert は人と交わって楽しむよりも、ひとりになって自分の時間をもつことでエネルギーをチャージ出来るのだ、と言う。それに対し、extrovertは人と交わって楽しむことがエネルギーチャージになる、と。
あぁ、と思った。
確かにわたしは人と交わるのは苦手なのだ。出来ないことはない。でも疲れるのだ。週末くらい(つまり休みの日)はひとりでいい。もちろん、夫と犬たちは別だけど。


辞書で調べたら、introvert:内向的な(人)、内気な(人)と出ていた。
日本語にしたら、ちょっと笑えた。
そうなのだ。わたしはちっとも外交的ではない。内気だと言うと「はぁ?」と友達は言うだろう。でも、そうなのだ。だから友人(と呼べる人)は(超)少ない。
大昔、娘から言われたことを思い出した。

マミィって、lonerなんだね。

lonerって何?
と訊くと、

つまり、「ぼっち」ってこと。ぼっちが好き、ってこと。

笑った。大笑いした。
確かにそうだわ!!そうだね、わたしはlonerだ。ぼっち結構!


自分は大人になりきれない人間だわ、とか思っていたけれど、なんてことない、そういう性質なのだ、これは変わらないだろうし、変わる必要もない。

Chemically, there’s a good reason introverts really enjoy alone time.











#日記 #犬日記

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