<マンション管理士>
10月
2日
現役で業務はしていないが、人間関係で参考になるニュースも多いので保存している。
NO223号から
マンションでは、多様な居住者が1つのコミュニティを形成して暮らしているわけですから、どうしてもトラブルや紛争が生ずることがあります。
その場合、話し合いなどを通じて解決されているのが大半だとしても、争いが先鋭化すると訴訟にまで発展してしまうこともままあります。
逆にいえば、裁判になるような事例は決して特異なものではなく、日常のトラブルの延長線上にあるといえます。
判例を知ることは、そうした当事者間の争いを裁判官という第三者がどのように判断したかを知るよりどころとなります。
マンション内でトラブルの芽が生じたようなときに、類似の事例の裁判例が見つかる場合も多くあります。
もちろん、判例は特定の事案における判断ですから活用に制約はありますが、
トラブル解決の方向性が見え、大きな争いに至らずに済むことも期待できます。
気をつけなければいけないのは、判例は裁判官によって真逆の結論が出ることもある。
私生活でも、一方から聞いた意見を鵜呑みにすると酷い目にあうことがある。
聞き役の小生が発したなどと言われて困惑することもある。
一度口から出た言葉は飲み込めない・・沈黙は<金>です。