<旅立ちました>
2月
9日
がん患者の娘さんが51歳で、闘病のかいなく亡くなった。
親御様の心境・痛いほど気持ちがわかります。
どんなに理由があっても親に先立つのは最大の親不孝です。
お孫さんが14歳・私とそっくりの状態
私は過去に投稿していますが年子の弟を小学校2年生の時に亡くしました。
ショックで、子供帰りの状態・3年生終了時点までの記憶が全くありません。
私は15歳の時に長らく患っていた父親を亡くしました。ちょうど高校受験時でした・・
毎日病院に見舞いに行っていましたが・・少しずつ弱っていくのを感じていました。
受験する都立高校で第2希望校が意見が対立・父親の希望通りにした。
自信があった都立高は、不合格・第2志望にもかからない・・
その後・・教育大付属・慶応志木・早稲田・桐朋・・全滅・
焦れば焦るほど・・深みにはまった・自分がわからなくなった。
私学教育界のボスの紹介で・S高校に入学・・戦前は名門校だったそうですが・・
入学したら不良の巣・授業さぼって煙草をぷかぷか・
5月に父親が亡くなってから不登校で中退・・以後学問とは断絶して大人の世界に仲間入り・・
親族は、誰も知らない私の本音・・知っていたのはただ一人・・
近所の英語塾の野村先生・・先日亡くなった天地総子さんも通っていた。
葬儀後に<近所に住んでるのに知らなかった・よく我慢していたな!>どこかに合格するはずだったのに・
先生に縋りついて号泣した。 今ブログを綴っていても涙が出そうになる。
病院に見舞いに行くと、もう死にそうだ・1ケ月持たないかも・父親は気弱に話す・受験中もびくびくしていて上の空・・
母親に負担をかけたくないので知らぬ顔していたが・早熟だったが所詮は子供・
78歳になる今日まで誰にも話さず、愚痴をこぼしたこともない。
聞かれたこともないので<山の神や子供たち>も知らない。
進学拒否の状況を知らない親族からは、度々批判もされた・・<コンプレックス?>があるのでは?
子供のころから筋金入の強情者・意固地なので弁解したり言い訳したことも一度もない。
予定通り進学して・早期にアメリカ・ボストンの伯父の元に留学したら・今頃何をしているのか・想像もつかない。
運も悪く2年後にDRの伯父も旅立った・・連れ合いは米国人・頼れなかった。
目の前の額縁から、父親と弟が見下ろしている。
<三つ子の魂百まで>性格は自分では変えられない・
墓場まで持っていくつもりだったが、知人のブログを見て吐き出すことにした。
背負ってきた荷物を降ろしてほっとした。
昨年<牧師さん>の投稿で、親族の自死でコメントしたが・・誰にも言わずしまい込んでいると時々・おかしくなる・・
悪事をしているわけでもないが・・無垢で純粋な親族を泣かせるのは忍びない・・