書籍名~ <人生のぜいたく > 著者~ 吉沢 久子 さん~ 生活評論家 発行所~ 主婦の友社 著者の吉沢さんは、96歳・老いて益々盛んなお婆さんです。 失礼ながらページをめくりながら・超高齢者になっても日々努力すればこんなに柔軟に物事を判断できる方もいる・驚きとともに見習いたいと思った。 * 老いても、一人でも、病を抱えていても、自立の意思を持って、自分らしく面白がって生きることこそ人生の贅沢・・ * 私は毎日<今日が最高>と思って生きています。 <面白がりの精神を持ち続けたい>・・ 物忘れを嘆くより、新しく出会うことに目を向ける。 ◎ <過信せず注意力を磨き体力を維持する>・・暮らしには適度な緊張感が必要です。 この年齢まで生きてきて<バリアフリー>ということにも私なりの考え方があります。 道路や駅など。公共の場は<バリアフリー>が必要ですが、健常な高齢者の場合は、家の中の<バリア>は、早々となさらなくてもいいと思うのです だって外に出れば、まだまだ<バリア>だらけですから・・ 家の中の<バリア>は、注意力を磨いて暮れるのではないでしょうか・・その段差にさしかかると、ここには気をつけようと自然に目を光らせ、身体に指令が行きます。 そしてもし、家の中の段差をまたげず・転ぶようになったら、私はもうこの家に住めなくなくなったということだとも覚悟しています。 注意力や体力を維持するためにも、暮らしには、適度な緊張が必要だと思うのです。 高齢者が数人集まると <あれもない・これも足りない・・> 貸主の怠慢・・誠意がない等・・声高に主張する人が多くなった・・ 権利・要望等を、希望すれば最低限・応分の負担も考慮しないと・・ギスギスした世の中になる・・