<給食は必要です>
3月
1日
著者~ 鳫 咲子 (がん さきこ)さん~ 跡見学園女子大学マネジメント学部准教授(行政学)・
発行所~ 光文社新書
<給食費未納はモラルの崩壊か?――背後に隠れた子どもの貧困とは>
憲法26条には義務教育は無償であると書いてありますが、実際には相当な保護者負担があります。
学校関係で必要な費用は、小学生で年間約10万円に対して、中学生は約17万円です。
小学生に比べ中学生のほうが、常に未納率は高い傾向にあります。
子どもが中学生になると保護者のモラルが低下する、ということはないでしょうから、中学生になり、子どもにかかる費用が増加したことで、払えなくなった人が多くなったと考えるほうが自然です。
● ネットや報道で未納者に追いて
* 保護者がベンツに乗っているのに払わない
* 高級ブランド品をお母さんが所持しているのに払わない
● 言い訳にはこんなものもあるそうだ
* 他にも払わない人がいる・・
* 義務教育だから行政が払え・・
* 食べさせたくないものを勝手に与えられて、なんで払わないといけないのか・・
鳫さんは、、そもそも憲法で、義務教育は無償であるとうたわれながら、子どもが学校に通うためには、給食費をはじめ多くのお金がかかることがおかしいとしている。
子どもの医療費の無料化が先行しているが、同時に学校給食の無料化も推し進められることを、強く願っている。
給食は子どもの貧困に対して、食事という現物を支給する制度として有効です。
<給食無料化>をばら撒き政策であるとする意見に対しては、子どもを選別することなく、すべての子どもの食を、確保するための費用であり、社会全体でその費用を負担すべきです。
小生も、この主張に大賛成
最近は子育て放棄の親御さんたちが話題になっています・・
成長期の子供達には、給食(弁当)が必要です。