書籍名~ <田中角栄100の言葉>・・日本人に贈る人生と仕事の心得 著者~ 別冊宝島編集部 (編) 先日は<石原慎太郎さん>の角栄本を読み感動した・・ 小生は何が何でも<角栄さん>の崇拝者です・・ <清濁併せ呑むの典型>と評価されましたが<コンピューター付きブルドーザー>は、魅力・永遠の目標です。 <口先番長・安倍首相>とは、<1桁2桁も違い・雲泥の差>・・ お先真っ暗の日本には、<角栄2世>のような<快男児>が期待されます。 <紹介文>から・・ 不世出の政治リーダーとして、日本人に鮮やかな記憶を残した田中角栄・・ その言葉とふるまいは、世界の要人から雪国の庶民まで、あらゆる人間を魅了し続けた。 時代を超えて語り継がれる・田中角栄の<人生と仕事の心得>を、厳選した100の言葉で伝える。 <田中角栄の真髄> できることはやる。 できないことはやらない。 しかし、すべての責任はこのワシが負う。 <ビジネスの世界でも通用する・・次の言葉>が、印象に残った・・ 相手が立てなくなるまでやっつければ、敵方の遺恨は去らない。 徹底的に論破してしまっては相手が救われない。 土俵際には追い詰めるが土俵の外に押し出す必要はない・・ <戦争について・・> 戦争を知っている世代が社会の中核にある間はいいが・・ 戦争を知らない世代ばかりになると日本は怖いことになる 。 将来、憲法改正があったとしても、9条の改正だけはないと断言していた角栄。 対決型の政治を避ける平和主義者として知られる彼が今の状況を見たらどう感じるのだろうか? <学生運動について> 学生運動を繰り広げる若者たちがいる。 経験が浅くて視野が狭いが、まじめに祖国の先行きを考え心配している。 若者はあれでいい・・ <政治について> いい政治というのは国民生活の片隅にあるものだ。 目立たずつつましく国民の後ろに控えている。 吹きすぎて行く風・・ 政治はそれで良い。 理想よりも現実を見つめ、国民がメシを食えるようにすることが大事という田中角栄の政治信条。 学歴もなく、カネ持ちでもない・・雪国育ちの田中角栄・一国の宰相にまで上りつめた人の発言です。 比較して、現在の政治はどうだろう、目立たずつつましく国民の後ろに控えているだろうか・・ 読み終わって<脱力感>が残った・・ 選挙に勝利するだけが目標の政治家たち・・ 包み隠さず<個人の意見>を、堂々と述べてもらいたいものだ・・