<多面的に考える>
1月
22日
著 者~ 鴻 上 尚 史 (こうがみ・しょうじ) さん・・舞台公演~映画監督~小説やエッセイスト等で活躍されている。
発行所~ 大 和 書 房
* 裏表紙に書かれ記事を見てしっかり読む気になりました。
大人になって気付いたことは、 < ものすごくやっかいな仕事の話は、美味しいものを食べながらするといい >ということでした。
印象に残ったのは・・< 頭と体のバランスを取る >
体を運動させると、体はもちろん、リラックスします。
心をリラックスさせるには、体をリラックスさせることです。
体が強張っていると、心も強張ます。そして頭も強張るのです。
頭が強張るというのは、硬直した考えしか思いつかなくなる、ということです。
柔軟な思考を持つためには、柔軟な心と体が必要不可欠なのです。
<多面的に考える>
物事には常に <表と裏> があります。
雨が降ったら、洗濯物は濡れますが、草木は育ちます。
試験に落ちれば大学には入れませんが、別の人生の可能性が開けます。
振られれば、その人とは付き合えませんが、たの誰かと付き合えるかもしれません。
表だけ見て <一喜一憂> しても、実は裏には全く違う事情がある、ということは普通にあります。
<鴻上さん>の巧みな <文章~エッセイ・・> に操られて一気に読んでしまった。
多くの俳優さん達を、自由自在に起用する技術の一端が垣間見えました。