<本を読む利点>
12月
24日
著者~ 藤原 和博さん・・教育改革実践家・・元杉並区立和田中学校校長
出版社~ 日本実業出版社
藤原さんは元リクルート社フェロー2003年より5年間、都内では義務教育初の民間校長として杉並区立和田中学校校長を務めた・・
その後も橋下大阪府知事の特別顧問・・佐賀県武雄市特別顧問などを歴任・・
現在は奈良市教育政策アドバイザー
小生は・・藤原さんが<和田中学校校長>在任時の教育改革~縦割り社会の打破を、驚嘆し絶賛した記憶があります。
* これから先の日本では、身分や権力やお金による<階級社会>ではなく、 <本を読む習慣がある人>と<そうでない人>に分類される<階級社会>がやってくる。
* <読書と自分なりの意見の相関>は、読書を通じて知識のインプットをしていかないと、自分の意見というものが出てこない。
ネットだけの情報では底の浅い思考しかできない・・深く倫理的な思考をするうえで、本は絶対に欠かせない。
* 本当に自分に必要な本との出会いたいと思う人には、習慣化した<乱読>をおすすめする。
予想もしなかった考え方に出会ったり、本を介して未知の人物との遭遇が将来起こる可能性もある。
その化学反応は読む前には分からないことが多い。
第5章 <本嫌いの人でも読書習慣が身に付く方法>
六つのパターンが紹介されている・・
小生は<読書家>ではなく<乱読の眺めるタイプ>ですが、毎日1冊以上のペースで書籍が眼前を通過していく・・
認知症予備軍と揶揄されていますが・・幸いに眺めた書籍の知識で<土俵際>で、しぶとく踏みとどまっている。