書籍名~ シニア人材マネジメントの教科書 (老年学による新アプローチ) 著者~ 﨑山 みゆき (さきやま みゆき) さん・・(株)自分楽代表取締役、静岡大学大学院客員教授 監修~ 長田 久雄 (おさだ ひさお)さん・・桜美林大学大学院名誉教授 <老年学>は、年齢を重ねることによって、人にどのような変化が現れるのかを<心理~経済~教育等>あらゆる面からとらえるものです。 シニア人材を活用するメリットとして三つがあげられます。 1. 人材不足の解決です。 生産人口の減少において、新卒採用だけで人員補充をすることは不可能です。 2. ナレッジの伝承です。 モづくりは勿論ですが、過去に開発された製品の修理ができる技術者が見つからず、困っているという話をいくどもきかされました。 それをシニア人材の活用で解決できます。 3。 仕事の創出です。仕事とは、関わる人が変われば、今までと違うものが生まれてくるのです。 現在は多くの企業では・・定年は60歳前後です。 定年後のコースは、三つに分かれます。 <転職~再雇用~雇用延長>です。 どのコースに進んでも <60歳の新入社員>という意識が重要です。 過去の延長で行動すると、周囲と<誤解~摩擦>が発生するので要注意・・ まっさらから始めるのも一手です。 私が改めて気づかされたのは・・ <加齢現象>とは、時間の経過とともに生じる生物の形態や生理的な変化のことを言う。 <老化現象>は、成熟期以後に起こる組織的崩壊や機能的減退を言う。 老化というと、聞こえが悪いので嫌がることが多いのですが、誰でも起こる当たり前の現象です。 私は <生涯現役>を希望~公言していますが・・ 能力は何とか維持できても??加齢に伴う体力の衰えは自覚しないと・・ 世間様から <物笑いにならぬよう>努める昨今です。