共同著者・ 順天堂大学大学院・白澤 卓二教授~ 同大学医学部・小林 弘幸教授 マスコミでもお馴染の2人の教授の対談形式の書物より、感銘を受けた部分を並べてみました。 <健康長寿の人>には大食漢はいない。 多くの長生き(百寿者)の人は小食です。 確かに <お相撲さんやアスリート達>には短命な人が多い。 <低体温の人>の方が長生きする。 体温を上げると長生きするという誤解は <日本人>だけのものです。 熱い風呂に入ったりして無理に体温を上げると血液が <ドロドロ>に,なってしまう。 健康を作る上で大事な事は夕食は寝る3時間前までに終わらせる。 夕食後の<適度な運動と朝ごはん>が老化を遠ざける。 バナナ1本でもヨーグルト1個でもよいから必ず朝ごはんを食べる。 <朝食を抜くと太る>というのは医学的に正しく、朝食は健康長寿のうえでも重要な役割がある。 <百寿者>の場合は <天真爛漫>というより <我が道を行く人達>なので嫌なことは語らない。 <繊細で~神経質消極的な人>は長生きできないかもしれない?? <理想の終末期>をどう迎えるの <ドイツ>では、食事の介護をしない 自分で食べれなくなった人の介助を、たとえ家族でもしないので、自ら食べれなくなったら3週間くらいで亡くなる。 <ロンドン>では患者が亡くなる前になると<牧師>が来てお祈りを始める。 家族全員が揃うまで<心肺蘇生>をして待とうという発想がない。 自然に死を迎えるのが一番いいという感覚がとても強い。 <アイルランド>では、この人はもう駄目だと思ったら自然に <神の元>に行けるように家族がきちんと段取りをする。 無駄な<延命>は一切しない。 小生は常日頃<延命治療不要~葬式無用>と、言っているので共鳴する。 日本人もそろそろ <寝たきり10年>を、改める時期に来ているようだ。 無駄な?<年寄りビジネス>を、やめて <介護保険>の対象外~全額自己負担~自然死を検討するのも健全な <医療保険維持>の一考だ。