11月
9日,
2023年
リーダーシップというものを思う時(18)「リーダーシップの定義を変える」
ビジネススクール界では、ジョン・P・コッター教授は言わずと知れた有名人。著書「リーダーシップ論」を読まれた方も多いはず。
そのコッター教授の近著、
「CHANGE 組織はなぜ変われないのか」
を読みました。
うーむ、一言では言い表せない程の中身の濃さ。
今回のブログは、その著書の中で重要な部分やキーワードを、幾つか引用してお伝えします。なお、私の興味関心で引用することをお許しください。
・「生存チャネル」と「繁栄チャネル」
・「マネジメント」と「リーダーシップ」は、両方必要である。
・「生存チャネル」の過熱を避けつつ、社員やチーメンバーの感情面に配慮し「繫栄チャネル」を活性化させるようにする。
・「繫栄チャネル」を活性化させ、組織内の幅広い層の「エンゲージメント」と「参加」と個々人の「リーダーシップ」を引き出し、持続させる。
・組織内の「少数の精鋭」の力と「多様な大勢」の力の両方を活用する。
・コミュニケーションに要諦:①本当のことを包み隠さず、率直に話す。②社員への共感を示す。③社員からの信頼を損なわない。
・理性だけではなく「感情」を動かし、「やらなくてはならない」ではなく「やりたい」と思ってもらう働きかえが重要。
・組織体制は「デュアル・システム」を採用:硬直的な現代的「ピラミッド型」組織とゆるやかな先進的「ネットワーク型」組織を併用する。
・「多様な大勢」が一人一人、リーダーシップを発揮すること。これがCHANGEすることの原動力となる。
・従って「リーダーシップを実践する人」を飛躍的に増やすことが重要。
・多様なリーダーシップを引き出す環境づくりが大切。
いかがでしょうか?
また次回に!
「働くあなたを元気にするプロコーチ」砂村よしお