11月
17日,
2021年
木村勝男著「放牧経営」を読み進めながら(Day2)「『経営社員』とは?」
今日から木村勝男氏の著書
「放牧経営」
を読み進めていきます。読み進めて行きながら私がキーポイントと思う部分を抜粋して、綴って参ります。
この本のテーマを一言で表現すると
「いかに経営社員を育てるか?」
経営社員?
はい!
- 木村氏が考える「経営社員」とは?
- そのような社員を育てる仕組みとは?
これらを読み解きながら進めて行きます。
第1章「あなたには経営者の資格がありますか」
章立て
1.社内に経営者を作る(本日)
2.社員には「稼ぎ方」を教える
3.「儲かる仕組み」を創る
「社内に経営者を作る」
(1)社員は経営者の鑑
①社員を嘆いたり、批判する前に経営者はまず自分自身を振り返ることが必要である。
②経営者自身が「自律心」を持って経営をしているか?出来ない理由を探してきて、仕方が無い、と諦めていないか?
③一方、経営者だけが頑張っても会社の成長は無い。経営者の器以上には成長出来ない。
(2)変化は現場で起きている
①グローバル化・IT化・サービス経済化など、世の中は刻一刻と変化している。
②決められたことを「真面目に」やっているだけではダメだ!「変化対応力」が必要である。
(3)経営者視点の社員「経営社員」を作る
①「経営社員」とは、経営者視点を持った社員、つまり、会社全体の損益やバランスを考え、会社の理念・ビジョンに沿った判断が出来る社員である。
②現場で起きている変化を把握した上で、「自分が経営者ならこうする」という発想や判断基準を持つ。
③このような経営社員が増えれば、細かな指示やマニュアルは不要になる。不測の事態が起きても社員が自律的に判断して、速やかに対応が出来るようになる。
ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお