(第六回)職場で使える「対話スキル」:「聴く」(1)

こんにちは!「働くあなたを元気にする」コーチです。

対話スキル?


そんなスキルなんてあるの?

そのスキルが身に付くと良いことがあるの?





前回から引き続いて、今日からは具体的な「対話スキル」について、触れて行きます。


今日は


「聴く」スキル。









前回の「認める」スキルが、話し手自体の存在や、その話してくれている内容全体を包み込むような感覚のものでした。





今日お話する「聴く」スキルは、話の内容や、話し手の気持ちに焦点を当てていくスキルです。





きく、と言われて、いくつかの漢字を思いつかれるかと思います。





聞く

聴く

訊く




「聞く」は、そうですね、音や声が耳に入ってくる、という感じ。 門の前に立つと、家の中の物音が聞こえる、と説明できますね。





「訊く」は、尋ねる、という意味です。





「聴く」は、話し手が何を伝えたいのかを、聞き手が自ら掴み取ろうとして聞く、聴くという感じでしょうか? 


耳と十個の目と心を以って聴く、と漢字を分解して理解しても良いですね!





心を以って、ということから、話している内容はもちろんのこと、口に出していない事柄も聴き取ろうとすることも含まれています。





さて、前回までにご紹介した「認める」スキルと同様に、「聴く」スキルにも、様々な方法があります。




一部、認めるスキルとダブル部分もありますが、今日は以下のものについて、簡単に触れて行きます。


接続詞

沈黙する

要約する・言い換える


接続詞:

これは、「それで?」や「それから?」など、言葉を継いだり、次の発言を促すものです。 「他には?」というものもありますね。



沈黙する:

聴くスキルに沈黙?と思われる方もいるかと思います。しかし、意外に、このスキルが効果的なことがあります。 



相手に沈黙されると、あなたはどう感じますか? そして、どう対応しますか? 

沈黙を避けるために、何か話さなければ、と感じますよね? 



つまり、沈黙することで、相手にじっくり考えてもらう効果があったり、考えを纏めてもらう時間を与えることが出来ます。



要約する・言い換える:

相手の話を要約したり、言い換えることにより、相手の真意を理解すると共に、頭の中を整理したりすることが出来ます。



そもそも対話スキルで目指しているのは、話し手が話したいことを話せていること。



相手の話を聞いていると、「それは違う」とか「何故?」と感じて、つい口を挟みたくなるもの。





しかし、その気持ちは少し横に置いておいて、まずは耳を傾ける。


話の内容に純粋な好奇心や興味をを持つ。そして話し手は何故、今ここで自分にこの話をしてくれているのだろうか?と思いを馳せる。





これが、話を「聴く」ときの大切な心がけ、だと感じますね。




次回へ続きます!

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