米日カウンシルに属する日系アメリカ人リーダーとの交流
2000年から外務省が主催、米日カウンシルが企画・運営する訪日プログラムが今年3月に開催されました。今年も全米各地から選出された在米日系人リーダーが日本を訪れ日本の実業界、政府、学術界、非営利や文化セクターのリーダーと日米協力の現状と未来について話し合いました。
日本の政財界リーダーと会合としてきた在米日系人リーダーとシアトル日本商工会(春秋会)がネットワーキング朝食会をSalty’s Alki Beachで開催しました。
約30名のメンバーがお互いを知る機会となり大変有意義でした。今後も米日カウンシルとシアトル日本商工会の幹部が定期的に交流できるイベントを企画し、日米協力の具体例をつくっていきたいです。
お会いしたリーダーの皆様はこちら。
http://www.usjapancouncil.org/2019_jald
山本尚樹
交流部会 部会長
ワシントン大学訪問
2019年7月16日に約30名の日本からの団体ミッションのワシントン大学
視察にご一緒させて頂きました。
ワシントン大学の詳細説明、日本の大学との違い等の講義、活発なQ&Aセッションをした上で
起業家・スタートアップ企業を支援するCo-Motionを見学させて頂きました。
ワシントン大学は
イノベーション創出において公立大学で1位(Reuter Top 100, 2018)
大学発スタートアップ企業設立数で全米7位 (Association of University Technology Managers)
大学からの技術移転で全米7位(Milken Institute)
と多くの優秀な教授・学生を引き付ける大学です。
そこにあるCo-MotionはAI/ML、医療・バイオ、VR/AR等の先端分野のスタートアップに
オフィススペース、実験環境を安価で提供し商用化へサポートをするとともに、メンター・トレーニングも
しています。ここから世の中を変える製品・サービスを手掛けるスタートアップが出てくることが楽しみです。
ワシントン大学・スタートアップ企業等との交流を通じて地域コミュニティとの接点を増やし・継続して参ります。
山本尚樹
交流部会 部会長
交流部会主催:パネルディスカッションをジャパン・フェアにて開催
シアトル日本商工会(春秋会)交流部会主催によるパネルディスカッション「七色キャリア名(迷?)道中:日米での挑戦」を、2019年6月29日(土)ジャパン・フェアにて開催しました。
ディスカッションでは、交流部会理事3名および事務局長の計4名からなるパネリストらが、米国で直面した英語の壁、日米の国境を跨ったキャリアにおける決断、職場文化の相違を示す具体例、さらには終身雇用崩壊が囁かれる日本でもスキルや専門性を磨くことの大切さを、実体験に基づき英語で披露しました。最後に小話として紹介した各パネリストの英語失言・誤解釈談は、思いのほか聴講者の皆様にお楽しみいただけたようで、真剣なディスカッションの後、会場に笑いがさざめきました。質疑応答では、ネットワーキングの重要性、言語の不透明さの問題、女性が職場で抱える問題、また日本のビジネス文化の過去と現在との相違に関するご質問を、時間最後まで熱く投じていただき、聴講者の皆様の日米ビジネス文化の違いやキャリアに対するご関心の深さを伺うことができました。
お陰様で、終了後には多数のご好評をいただき、本パネルディスカッション を通して、地域に貢献することが叶う催しとなりました。
Community Affairs Committee: Panel Discussion at Japan Fair
The Community Affairs Committee of the Japan Business Association of Seattle (Shunju Kai) held a panel discussion titled “Power Career Path: Cultural Challenges at the Workplace” at Japan Fair on Saturday, June 29, 2019.
During the discussion the four panelists, including three committee members and the Executive Director, introduced in English based on their own experiences the challenges faced relating to English, career decisions between Japan and the United States, cultural differences in workplaces with examples, and the importance of brushing up skills and professionalism including in Japan where lifetime employment is coming towards an end. A short introduction of English mistakes by the panelists was apparently a hit, creating ripples of giggles across the room. During the Q&A, the audience asked questions regarding the importance of networking, the issue of vague expressions and misunderstandings between English and Japanese, issues related to women in workplaces, and differences of Japanese business culture now and before. The questions continued till the end of the end time, demonstrating the audience’s strong interest in the topic of the discussion.
The panel discussion was well received, as evidenced by many favorite comments, and was able to contribute to the community.
バクスター恵里子
交流部会 理事
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シアトル郊外での競馬観戦
6月16日(日)の父の日にシアトル南のオーバーンにある
競馬場エメラルド・ダウンズ(Emerald Downs)で競馬レース観戦をしました。
Nisei Veterans Committeeの幹部の皆さんが年に一度集まって競馬レース、食事を楽しむ会に
お誘い頂き、シアトル日本商工会関係者25名が参加させて頂いたものです。
レースの前に馬のお披露目があって観客が見定めます。
第一レースで落ち着きなかった馬が一番に入賞したのであれは、やる気満々だったのかな、と思いました。
商工会メンバーも初めての馬券を買い、しっかりと当てて堪能しました。
オーバーンは日本にゆかりのある方が住んでいて昔はイチゴとか作っていたそうです。
なんと私が良く打合せに来る会社と競馬場が目と鼻の先だったのでびっくりしました。
今後もNisei Veterans Committeeの皆さんと定期的に交流を継続して参ります。
山本尚樹
交流部会 部会長
6月2日(日)に毎年恒例のシアトル・マリナーズ ファミリーデーを開催致しました。今年もポートランド日本人商工会との合同開催で合計332名もの会員の皆様にお集まり頂きました。
今シーズンより菊池雄星選手がマリナーズに加入、昨年大活躍した大谷選手との花巻東高校先輩後輩対決を期待して今年も対ロサンゼルス・エンゼルス戦を選ばせて頂きました。
残念ながら菊池選手の登板はありませんでしたが、代わりに菊池選手のご厚意によりなんと菊池選手と本イベント参加者の交流会が実現しました。菊池選手への質問コーナー、記念撮影等で日本人メジャーリーガーと間近に触れ合う事が出来、又、好天にも恵まれご参加頂いた皆様におかれましてはとても楽しい時間をお過ごし頂けたのではないかと思います。
最後にご参加頂いた皆様、また共催にご協力頂きましたポートランド商工会の皆様、どうもありがとうございました。
また来年も開催させて頂きたいと思いますのでよろしくお願いします。
岑村 温
経済・文化部会部会 理事
日米協会役員とのミートアップ
5/7、日米協会と商工会の幹部が一堂に会し、両団体の親睦を深めました。
日米協会は、1923年に設立された大変歴史のあるNPO団体です。シアトル地区をベースに活躍し、日本に強い関心を持っている米国企業や個人が主要メンバーとなって、日米のビジネスや教育などに関するイベント等を開催しています。
日米協会にはJETプログラムで日本に留学したりして、日本語がとても堪能で、日本を愛してやまない地元シアトルの方々が多くおられます。
商工会はシアトル地区に進出している日本企業とその従業員が主要メンバーですが、商工会のミッションのひとつである「地域社会との交流、貢献」を進めるにあたり、日米協会はシアトルの人々と繋がる上で、大きな架け橋になってくれています。
ミートアップでは、参加者それぞれの人となりを紹介し合い、また両団体の今後の交流・親睦を深めるアイディアを出し合う等のディスカッションを、英語と日本語を織り交ぜてザックバランに和気あいあいと行いました。その中では、商工会主催のサマーソーシャルに日米協会の方々を招待してメンバー間の交流機会を増やしたり、地域のイベントに共同で繰り出したり、あるいはビジネスラウンドテーブルで日米間のビジネスについて一緒に考えようといったようなアイディアが出ています。
ミートアップ終了後は、有志がROCK BOXに繰り出し、日米カラオケ大会で大変盛り上がりました。
今後の商工会活動がますます充実したものとなるよう、日米協会と商工会のメンバーの皆さんと一緒に日米間の草の根交流を盛り上げて行きたいと思います。
伝承(Densho)
シアトル別院仏教会
伝承(Densho)とシアトル別院仏教会を訪問しました
2019年5月7日にシアトル・ダウンタウンにある伝承(Densho)とシアトル別院を訪問しました。
伝承(Densho)は1996年設立の日系アメリカ人の歴史を後世に伝えることをミッションにしているNPO団体です。
当時の写真、モノ、体験者のインタビューを全てアーカイブし、世界中の人々がオンラインでアクセスできるようにしています。
日系アメリカ人の歴史・文化を伝承していくだけでなく、差別や偏見、過酷な生活を強いられた史実を人権問題の教材として取り上げられてもいます。
幹部のTom Ikedaさん、田邊直子さん、Jen Fukutaniさん、Danielle Higaさんから学校の授業では学ぶことのできないお話を伺うことができました。
浄土真宗本願寺派シアトル別院は伝承(Densho)事務所に併設されています。アメリカに建立されたお寺としてはサンフランシスコについて2,3番目に古いお寺です。
ご輪番の楠活也さんにお寺の歴史、日曜日の瞑想・ダルマスクール等の行事や一番の行事盆踊りについてお話をうかがいました。
伝承(Densho)、シアトル別院の幹部の皆様と人的交流ができ大変有意義でした。
相互に有用な取組みができるように知恵を絞っていきたいと思います。
会長 谷口明
交流部会部会長 山本尚樹
Updated 05/08/2019
4月20日(土)ワシントン州日本文化会館(Japanese Cultural & Community Center of Washington, JCCCW)主催で開催されたイベント、Tomodachi Galaに参加しました。
本イベントはJCCCWの活動資金確保のためのfund raising eventとして例年行われているもので、今年は昨年に引き続きHyatt Regency Lake Wahingtonを会場として、盛大に行われました。
今年のテーマは「Elevate the J」。JCCCWは、100年余の歴史を持ち北米大陸で最も古い日本語学校の建物を本拠に活動していますが、歴史ある建物のためここにはエレベーターがなく、ご高齢の方などはご不便な思いをされています。そこで今回のイベントではエレベーター設置のための資金を確保することを大きな目的としているということでした。
イベントでは、山田総領事やダーカン・シアトル市長など錚々たる来賓の方からのご挨拶や、沖縄県人会などによる音楽のパフォーマンスも行われて会場を盛り上げていました。Fund raisingについては、マリナーズの菊池雄星選手のサイン入りユニフォームなど貴重な品々のオークションが行われたほか、参加者からの寄付も募られ、最終的には目標額を上回る約16万ドルが集まった旨が最後に発表されていました。
こうしたイベントで集められた資金によりJCCCWの幅広い活動が支えられていることを改めて感じるとともに、会場では幅広い分野で様々に活躍されている方々にお会いすることができ、シアトルエリアの日系人、日本人コミュニティの大きさを実感できる良い機会となりました。
鈴木拓也
庄徹也
交流部会 理事
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