第34回日本語スピーチ&スキットコンテスト開催
2017年4月21日(金)、第34回日本語スピーチ&スキットコンテストが、シアトルセンターの Armory Loft内にて開催されました。桜祭りの一環として行われるこのコンテストでは、現地で日本語を学ぶ高校生らが、自らの発想によるユニークなスキットやスピーチを発表し、日本語の熟練度や表現力等を競います。交流部会も審査員としてこれに参加し、16校88名の生徒達による作品に魅入り、また耳を傾けました。
表彰式には兵庫県のマスコット「はばタン」も登場し、大いに会場を盛り上げました。
交流部会 理事
バクスター恵里子
東北大学とワシントン大学とでアカデミックオープンスペース (AOS) を開設することになり、その調印式(4/14)に先だって、東北大学航空宇宙工学専攻の岡部朋永教授による、当商工会への説明会 (4/11) を開催しました。
当日の岡部教授のプレゼンを掲載いたしますので、ご参考に願います。商工活動強化の一環と捉え、今回はまずAOSの考えにつき説明を受け、シアトル進出日本企業としてどのように活用できるのかを考える最初の機会として設定しました。
AOSの狙いや考え方についての岡部先生のご説明のポイントは下記のとおりです。
1.東北大学の狙いは、産業集積地であるシアトルに拠点を形成することで、全米へのゲートウエイとすること。
2.一方、ワシントン大学は東北大学との連携を通じてシアトル地域に進出している日本企業のR&Dの一翼を担うことが目的。
3.オープンスペースと名付けた理由は単に大学ー企業間の連携だけでなく、この仕組みを通じて企業―企業、大学-政府など様々な連携のケミストリーを生み出すことにある。
4.シアトルにR&D組織をもつ日本企業だけでなく、R&D組織を持たないが技術課題をもつ企業の方々にも積極的に参加していただき、自由で闊達な議論あるいは大学研究者とのマッチングを気軽に行える活気あふれる取り組みとしたい。
より詳しくは下記ウェブサイトをご参照ください。
http://www.washington.edu/news/2017/04/14/uw-tohoku-university-establish-academic-open-space-partnership-for-innovations-in-aerospace-clean-energy-disaster-preparedness/
http://www.dailyuw.com/news/article_0575cbae-2575-11e7-a2c1-2bb88603d249.html
https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2017/05/news20170508-01.html
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アカデミック・オープン・スペース資料はこちら
シアトル日本商工会(春秋会)常任委員
小田切信之
2017年3月7日(火)、昨年に続きワシントン州スポケーン市の武庫川女子大学キャンパスで行われた雛祭りを訪問しました。
キャンパス内に立ち並ぶ赤レンガの建物の多くは100年以上前に建てられたもので、過去に映画『風と共に去りぬ』に主演した
クラーク・ゲーブルが訪れたこともあるそうです。
キャンパス内にはミュージアムもあり、過去に使われていたテーブルや椅子のような家具など
これまでの歴史を想起させる品々が数多く展示されていました。
武庫川女子大スポケーン・キャンパスの雛祭りは今年で25回目を迎える伝統ある行事です。
雛祭りは学生による「嬉しい雛祭り」の合唱に始まり、大学代表の椋本さんによる挨拶、早坂領事による祝辞と続き、その後学生による「さくら」の琴演奏が行われました。さらにスポケーン市関係者による祝辞、地元小学校生徒による合唱と続きます。小学生が日本語で歌う姿はとても微笑ましい光景でした。その後、学生による日本人形『ミス徳島』と人形外交の歴史を伝えるスキットが行われ、最後は学生によるソーラン節で、雛祭りは大いに盛り上がりながらの閉会となりました。
今年で90年を迎える人形外交の歴史の詳細はこちらを是非ご覧下さい
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%92%E3%81%84%E7%9B%AE%E3%81%AE%E4%BA%BA%E5%BD%A2
杉浦勇二
野原一晃
交流部会理事
シアトル日本商工会(春秋会)
updated 03/31/2017