11月10日(日)にワシントン大学のケーン・ホールにて、ノーマン・ミネタ元運輸長官の半生を辿るドキュメンタリー番組「Norman Mineta and His Legacy: An American Story」の特別上映がされました。
幼少時代に一家でワイオミング州ハート・マウンテン収容所に強制収容された経験のあるミネタ氏は
ー ハワイ州以外の米国本土で初めてのアジア系アメリカ人市長としてサンノゼ市長
ー アジア系アメリカ人初めての米国下院議員(ハワイ州以外)民主党ビル・クリントンと共和党ジョージ・W・ブッシュ元大統領の政権下で閣僚歴任
ー 9/11の後ムスラム系の人々を排除する米国内の雰囲気に毅然として立ち向かい、自身の日系人収容所の経験から、人種差別に繋がる同じような過ちをアメリカが繰り返さないようにブッシュ大統領に誠意をもって諫言
― Civil Liberties Act(市民の自由法)の1998年成立についても政治家として日系アメリカ人活動家を支援等米国政府の重要なポジションを歴任されました。
ミネタ氏のドキュメンタリー番組後の若者へのアドバイスとして印象に残ったコメント「誠実さ(Integrity)がなによりも重要です。誠実に物事に取組むことで人からの信頼を得る事ができます」「皆さんの普段の仕事・生活の専門性をPublic Policyに活かす事ができます、是非とも地域の政府に興味を持って触れて頂ければと思います」
大変有意義なイベントでした。
これからも日系コミュニティとのコミュニケーションを増やして参ります。
山本尚樹
交流部会 部会長
日米協会・シアトル日本商工会主催「未来のお金:仮想通貨セミナー」
2019年10月2日に2年ぶりの日米協会とシアトル日本商工会共催のビジネスラウンドテーブルを開催しました。今年のテーマはCryptocurrency(仮想通貨)。
世の中を大きく変える技術(Disruptive Technology)スピーカーは業界トップの専門家・署名人(Well known industry expert/entrepreneur)という事で約50名の日米の社会人・学生が参加され、ブロックチェーンの基礎からそれを実際の起業・ビジネスに活用されている事例(e-sports、trust SNS等)をスピーカーが解説、沢山のハイレベルなQ&Aがなされました。加えて、ネットワーキングセッションではほぼ全員が関係構築をされ、スピーカーとのお話をするために列をなすほどでした。
参加者にとって有意義なテーマ・内容だったこと、スピーカーも参加者との交流ができたこと、日米協会との共催イベントを一緒に企画・実行に移せたことで大成功だったと思います。
今後も地域コミュニティとの交流・貢献につながる活動を継続して参ります。
山本尚樹
交流部会 部会長
米日カウンシルに属する日系アメリカ人リーダーとの交流
2000年から外務省が主催、米日カウンシルが企画・運営する訪日プログラムが今年3月に開催されました。今年も全米各地から選出された在米日系人リーダーが日本を訪れ日本の実業界、政府、学術界、非営利や文化セクターのリーダーと日米協力の現状と未来について話し合いました。
日本の政財界リーダーと会合としてきた在米日系人リーダーとシアトル日本商工会(春秋会)がネットワーキング朝食会をSalty’s Alki Beachで開催しました。
約30名のメンバーがお互いを知る機会となり大変有意義でした。今後も米日カウンシルとシアトル日本商工会の幹部が定期的に交流できるイベントを企画し、日米協力の具体例をつくっていきたいです。
お会いしたリーダーの皆様はこちら。
http://www.usjapancouncil.org/2019_jald
山本尚樹
交流部会 部会長
ワシントン大学訪問
2019年7月16日に約30名の日本からの団体ミッションのワシントン大学
視察にご一緒させて頂きました。
ワシントン大学の詳細説明、日本の大学との違い等の講義、活発なQ&Aセッションをした上で
起業家・スタートアップ企業を支援するCo-Motionを見学させて頂きました。
ワシントン大学は
イノベーション創出において公立大学で1位(Reuter Top 100, 2018)
大学発スタートアップ企業設立数で全米7位 (Association of University Technology Managers)
大学からの技術移転で全米7位(Milken Institute)
と多くの優秀な教授・学生を引き付ける大学です。
そこにあるCo-MotionはAI/ML、医療・バイオ、VR/AR等の先端分野のスタートアップに
オフィススペース、実験環境を安価で提供し商用化へサポートをするとともに、メンター・トレーニングも
しています。ここから世の中を変える製品・サービスを手掛けるスタートアップが出てくることが楽しみです。
ワシントン大学・スタートアップ企業等との交流を通じて地域コミュニティとの接点を増やし・継続して参ります。
山本尚樹
交流部会 部会長
交流部会主催:パネルディスカッションをジャパン・フェアにて開催
シアトル日本商工会(春秋会)交流部会主催によるパネルディスカッション「七色キャリア名(迷?)道中:日米での挑戦」を、2019年6月29日(土)ジャパン・フェアにて開催しました。
ディスカッションでは、交流部会理事3名および事務局長の計4名からなるパネリストらが、米国で直面した英語の壁、日米の国境を跨ったキャリアにおける決断、職場文化の相違を示す具体例、さらには終身雇用崩壊が囁かれる日本でもスキルや専門性を磨くことの大切さを、実体験に基づき英語で披露しました。最後に小話として紹介した各パネリストの英語失言・誤解釈談は、思いのほか聴講者の皆様にお楽しみいただけたようで、真剣なディスカッションの後、会場に笑いがさざめきました。質疑応答では、ネットワーキングの重要性、言語の不透明さの問題、女性が職場で抱える問題、また日本のビジネス文化の過去と現在との相違に関するご質問を、時間最後まで熱く投じていただき、聴講者の皆様の日米ビジネス文化の違いやキャリアに対するご関心の深さを伺うことができました。
お陰様で、終了後には多数のご好評をいただき、本パネルディスカッション を通して、地域に貢献することが叶う催しとなりました。
Community Affairs Committee: Panel Discussion at Japan Fair
The Community Affairs Committee of the Japan Business Association of Seattle (Shunju Kai) held a panel discussion titled “Power Career Path: Cultural Challenges at the Workplace” at Japan Fair on Saturday, June 29, 2019.
During the discussion the four panelists, including three committee members and the Executive Director, introduced in English based on their own experiences the challenges faced relating to English, career decisions between Japan and the United States, cultural differences in workplaces with examples, and the importance of brushing up skills and professionalism including in Japan where lifetime employment is coming towards an end. A short introduction of English mistakes by the panelists was apparently a hit, creating ripples of giggles across the room. During the Q&A, the audience asked questions regarding the importance of networking, the issue of vague expressions and misunderstandings between English and Japanese, issues related to women in workplaces, and differences of Japanese business culture now and before. The questions continued till the end of the end time, demonstrating the audience’s strong interest in the topic of the discussion.
The panel discussion was well received, as evidenced by many favorite comments, and was able to contribute to the community.
バクスター恵里子
交流部会 理事
,シアトル郊外での競馬観戦
6月16日(日)の父の日にシアトル南のオーバーンにある
競馬場エメラルド・ダウンズ(Emerald Downs)で競馬レース観戦をしました。
Nisei Veterans Committeeの幹部の皆さんが年に一度集まって競馬レース、食事を楽しむ会に
お誘い頂き、シアトル日本商工会関係者25名が参加させて頂いたものです。
レースの前に馬のお披露目があって観客が見定めます。
第一レースで落ち着きなかった馬が一番に入賞したのであれは、やる気満々だったのかな、と思いました。
商工会メンバーも初めての馬券を買い、しっかりと当てて堪能しました。
オーバーンは日本にゆかりのある方が住んでいて昔はイチゴとか作っていたそうです。
なんと私が良く打合せに来る会社と競馬場が目と鼻の先だったのでびっくりしました。
今後もNisei Veterans Committeeの皆さんと定期的に交流を継続して参ります。
山本尚樹
交流部会 部会長
6月2日(日)に毎年恒例のシアトル・マリナーズ ファミリーデーを開催致しました。今年もポートランド日本人商工会との合同開催で合計332名もの会員の皆様にお集まり頂きました。
今シーズンより菊池雄星選手がマリナーズに加入、昨年大活躍した大谷選手との花巻東高校先輩後輩対決を期待して今年も対ロサンゼルス・エンゼルス戦を選ばせて頂きました。
残念ながら菊池選手の登板はありませんでしたが、代わりに菊池選手のご厚意によりなんと菊池選手と本イベント参加者の交流会が実現しました。菊池選手への質問コーナー、記念撮影等で日本人メジャーリーガーと間近に触れ合う事が出来、又、好天にも恵まれご参加頂いた皆様におかれましてはとても楽しい時間をお過ごし頂けたのではないかと思います。
最後にご参加頂いた皆様、また共催にご協力頂きましたポートランド商工会の皆様、どうもありがとうございました。
また来年も開催させて頂きたいと思いますのでよろしくお願いします。
岑村 温
経済・文化部会部会 理事
日米協会役員とのミートアップ
5/7、日米協会と商工会の幹部が一堂に会し、両団体の親睦を深めました。
日米協会は、1923年に設立された大変歴史のあるNPO団体です。シアトル地区をベースに活躍し、日本に強い関心を持っている米国企業や個人が主要メンバーとなって、日米のビジネスや教育などに関するイベント等を開催しています。
日米協会にはJETプログラムで日本に留学したりして、日本語がとても堪能で、日本を愛してやまない地元シアトルの方々が多くおられます。
商工会はシアトル地区に進出している日本企業とその従業員が主要メンバーですが、商工会のミッションのひとつである「地域社会との交流、貢献」を進めるにあたり、日米協会はシアトルの人々と繋がる上で、大きな架け橋になってくれています。
ミートアップでは、参加者それぞれの人となりを紹介し合い、また両団体の今後の交流・親睦を深めるアイディアを出し合う等のディスカッションを、英語と日本語を織り交ぜてザックバランに和気あいあいと行いました。その中では、商工会主催のサマーソーシャルに日米協会の方々を招待してメンバー間の交流機会を増やしたり、地域のイベントに共同で繰り出したり、あるいはビジネスラウンドテーブルで日米間のビジネスについて一緒に考えようといったようなアイディアが出ています。
ミートアップ終了後は、有志がROCK BOXに繰り出し、日米カラオケ大会で大変盛り上がりました。
今後の商工会活動がますます充実したものとなるよう、日米協会と商工会のメンバーの皆さんと一緒に日米間の草の根交流を盛り上げて行きたいと思います。
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