経済・文化部会 2014年5月報告
経済・文化部会長 仲摩 良一
Toray Composites(America), Inc.
今回のセミナーの参加者は男女半々くらい、年齢層は10代から60代まで幅広く、学生も参加していました。海外での生活を始めて間もない参加者だけでなく、全員が改めて自らの立ち位置を見つめ直す大変良い機会になったと思います。
経済・文化部会長 仲摩 良一
Toray Composites(America), Inc.
交流部会長 澤井 規行
Fuji Heavy Industries U. S. A., Inc.
会長 坂井一臣
双日米国会社
Sojitz Corporation of America
以 上
教育部会長 鳥原 正
Nichirei U.S.A., LLC
今年は3月8日に幼稚園部、3月15日に小学部、中学部、高等学部の卒園・卒業証書授与式がベルビューにありますサマミッシュ高校、スモールジムにて実施されました。例年シアターで実施されていますが校舎改修のため今年はジムでの実施となりましたが紅白の幕が張られ、日本の卒業式さながらの雰囲気で進められ手作り感のある式典となりました。
幼稚園部の卒園児童は今年は多く80名の子供たちが卒園されました。この日のために練習したであろう挨拶も可愛らしく、レイ由美子園長から授与された卒園証書も立派に受け取る仕草がとても微笑ましく、自然と笑顔が出てしまうすばらい時でした。
ご参列頂いたご父兄もお子様のご成長を喜んでいらしゃたようでした。これから小学校へ進学され園児から児童への成長を楽しみに今後も見届けて行きたいと思います。
小学部の卒業生は50名、中学部は34名、高等学部は14名の生徒が晴れの卒業の時を迎えました。石黒前校長から授与される卒業証書を少し緊張気味に受け取っている姿も微笑ましくまた立派に見えたのは私だけではなかったと思います。またそれぞれの代表による送辞、答辞は大変感動いたしました。代表生徒の言葉一つ、一つに思いがあり先生や在校生に対しての感謝、送る生徒たちの先輩に対しての尊敬と感謝が語られました。大変すばらしい卒業式となりました。今年の高等学校卒業生のうち9名の生徒が幼稚園から13年間補習学校の学びを達成されたと聞き、驚きと尊敬の念でいっぱいになりました。今後日米の架け橋となる素晴らしい青年へ成長して頂けることであろうと期待いたします。
経済・文化部会長 仲摩 良一
Toray Composites(America), Inc.
辻 宣一
JAMCO America, Inc.
古賀 大運
Kyokuyo America Corporation
佐藤 歩
Achilles USA,Inc.
寺田 茂昭
”K” Line Logistics (U.S.A.) Inc.
畠江 健介
Kintetsu World Express (U.S.A.) Inc.
原田 幸辰
Toray Composites (America), Inc.
三浦 盛彦
MITSUI-SOKO (U.S.A.), Inc.
交流部会長 澤井 規行
Fuji Heavy Industries U. S. A., Inc.
細川 信彦
Nippon Suisan (U.S.A.), Inc.
井沢 大作
Yamato Transport USA, Inc.
伊東 幸治
Yusen Logistics (Americas) Inc.
スパーン ジェイムス
SV Networks, LLC
服部 正和
IACE TRAVEL
バルデス 聡子
Moss Adams
山浦 千文
(シアトル日本語補習学校)
商工会会長 坂井 一臣
Sojitz Corporation of America
2013年度シアトルに商工会矢代前会長の後任として、2014年度会長を務めさせて戴くことになりました。諸先輩の皆々が築かれた50年余りの歴史と伝統あるシアトル日本商工会の運営をお預かりする責任に身の引き締まる思いであります。 本年度は当商工会会則第一章第二条にある当会運営目的を改めて確認し、会員相互の親睦、子女教育の充実、地域社会との交流を活動の三本柱とし、昨年度の活動方針である会員の皆様方にとって「入ってよかった」、「入っていてよかった」と思って戴けるシアトル日本商工会を念頭に引き続き運営して参りたいと思います。これら3本柱に直結する基本的な下記活動については新部会長のリーダーシップのもと、本年度も確実な運営をめざしてまいりますが、会員の皆様方はじめ役員・理事・顧問の皆々様並びに事務局各位とともに力を合わせて商工会組織運営の在り方を常に検証する姿勢を堅持し、よき伝統と歴史を守り継承していくとともに、時代が求める姿を念頭に有形・無形の投資を図り、必要な分野においては短中期的な計画のロードマップを構築していきたいと考えております。
シアトル商工会活動の柱
1. シアトル日本語補習学校設置責任母体としての商工会の役割をしっかりと確認し、同校運営支援を通じ、会員子女を初めとする次世代教育環境の維持向上に寄与する(教育部会)。
2. 日米協会初め他諸団体との各種合同イベントの開催・参加を通じ地域社会との融和・親睦を推進する(交流部会)。
3. 年間恒例行事の企画・開催・運営を通じ会員相互間の交流・親睦の促進と結束を図るととももに、経済・社会情勢に対応した情報の提供を図る(経済文化部会)。
尚、当商工会は期待役割の一つとして、これら活動を通じ、会員・そのご家族へのサポート及び会員相互のネットワーク作りの為にもよりよき「機会」のご提供という点に特に注力して参ります。
会員の皆様には、全ての商工会活動に積極的にご参加戴くことが当会の原動力であるという基本理念を共有戴きますとともに、ご支援・ご鞭撻のほどお願い申し上げます。
以上
部会長 鳥原 正
Nichirei U.S.A., LLC
以上
部会長 澤井 規行
Fuji Heavy Industries U. S. A., Inc.
以上
部会長 仲摩 良一
Toray Composites(America), Inc.
以上
商工会会長 矢代 道也 Mitsui & Co., (U.S.A.) Inc.
以 上
部会長 坂井 一臣 Sojitz Corporation of America
以 上
部会長 川添 眞一郎 Mitsubishi International Corp
活動方針
1)地域への日本商工会としての貢献と商工会プレゼンスを示す為の活動
2)地域諸団体との交流促進イベント開催
3)シアトル日本商工会としての広報活動
活動報告
1)桜祭り(4/27-28 、シアトルセンター)
米国北西部での最大の日系文化イベントであり、2013年度は会場への延べ入場者数 3万人、延べボランティア数 1千人の規模で開催。商工会としては、商工会そのものの紹介と会員企業の案内資料の配布を主眼にブースを設置し、交流部会理事が交代で2日間対応。来場者の興味を引くためにダーツを設置して、会員企業から提供頂いたGive Awayを景品として渡しながら、商工会の説明を実施。
当初予想していたより多くの方がブースに来場してくれ、商工会や会員個別企業に関する質問などを受けたことから、商工会の存在を知ってもらうよい機会になったと総括。次年度の課題としては、商工会説明用のパンフレット(日英両方)の整備と、会員からの提供景品の充実、来場者へのアンケートの実施などがあげられる。
桜祭り協賛金として商工会からは1700ドルの寄付を行い、桜祭りの運営そのものにも貢献してきており、このレベルの寄付を継続することは必要ではないかと思料。(2011年の寄付額2700ドルから2012年に1700ドルに減額した経緯あり。)
2)サマーソーシャル(7/20、ニューポートヨットクラブ)
恒例のワシントン州日米協会との共同交流イベントとして150名を超える過去最高の参加者を得て、好評に開催することができた。提供された料理や子供向けの企画は好評。会場が参加者に対して手狭であったことなどもあり、導線の改善も含め、参加人数を考慮した場合の会場選びや屋外スペースの活用など次年度の検討課題となる。また、両組織会員の交流ということを考えた場合、座席配置などの面で工夫をして、さらなる交流イベントとしての質の向上が望まれる。
3)秋祭り蚤の市(9/7-8 、ベルビューコミュニティーカレッジ)
交流部会理事と事務局、数多くボランティアの参加を得て、成功裡に開催することが出来た。9/7はオープン前から会場前に長い行列ができ、秋祭りの目玉イベントとしてすっかり定着した感あり。収益余剰金は4900ドルであり、この全額を日本語補習校へ寄付することが出来、当初予算の4000ドルを上回る貢献ができたことは大きな成果。今後の課題としては、秋祭り事務局から提供受けるラッフルチケットの販売方法、提供寄付品の回収や当日ボランティアでの補習校PTAとの連携などがあげられるが、商工会の唯一のファンドレイジングイベントとして今後も盛り立てていきたい。
4)Day of Care (9/20 、Seattle Public Library周辺の清掃)
United Way 主催の地域ボランティア活動に交流部会理事を中心に参加。シアトル市内にあるSeattle Public Libraryの周辺清掃を半日かけて実施。図書館司書の方から図書館の施設や歴史、地域とのつながりなどの説明も頂いた。
5)ビジネスラウンドテーブル(10/18、ベルビューシティーホール)
ワシントン州日米協会との合同イベントとしてJapan Update Business Opportunities for 2014 and Beyondというテーマで講演とパネル討議を実施し、
その後参加者全員によるレセプションでの交流会を実施。150名を超えるイベントへの登録を得て、国際的に活躍している講師(浜田内閣官房参与、マーシー元米通商代表部)やパネリスト(マイクロソフト、スターバックス、アキュセラ)の登壇により、幅広い議論や質疑応答が行われた。本年は笹川平和財団のグラントを得ての開催となったが、次年度は同様のグラントは使えないことから、開催テーマやイベントの建付けなどを工夫していく必要あるが、時節を得た内容で幅広い層の参加者が一同に会し、議論を交わす貴重な場にもなっているので、次年度も継続発展的な形で企画していくべき。
6)地元団体への寄付と交流活動
Seattle Cherry Blossom Committee (桜祭り) 寄付額:$1700
Eastside Nihon MatsuriAssociation (秋祭り) 寄付額:$2500
Hyogo Business –Cultural Center (高校生日本語弁論、寸劇コンテスト):寄付額 $1300
*外国語として日本語を学ぶ高校生を対象にした日本語コンテスト、商工会からは当日の審査委員としても企画に参加。
Great Seattle Japanese Queen Committee(日系クイーンコンテスト):寄付額$ 300
*日系関連の年間行事に花を添える存在として、また州外のイベントにもワシントン州の日系社会の親善大使として活動するクーインを選ぶ企画で、長い歴史を持つ。クイーンへの奨学金という形で商工会からの上記寄付額をコンテスト会場にて寄贈。
Nikkei Community Network (マリナーズ岩隈選手歓迎会):寄付$ 100
*シアトル近郊で活動を行う日系関連団体(25団体程度)が加盟する連絡会で、定期情報交換会を2か月に一度開催。こうした地域日系社会でのイベントなどの企画も行い、本年はこれ以外に太田前総領事の送別会や大村総領事歓迎会も実施。
合計: $ 5900
7)商工会の広報活動
シアトル日本商工会として情報発信を行う場としてホームページを開設しており、内容の更新を事務局中心に行ってきている。会員交流の場として会員ブログも設定されているが、使い勝手も問題もあり積極的に活用されていない現状。
交流部会として、現在あるプラットフォームを使って情報発信の活性化や会員相互の交流活発化が図れないかの検討を重ねたが、現在のプラットフォームの改良を費用をかけて行うべきなのか、あるいはSNSとして普及しているプラットフォーム機能を取り入れていくべきかのPros & Consの整理が必要との本年度部会の判断。次年度の課題として、常任委員会レベルで商工会機能のとしてどこまでの費用とリソースをかけてプラットフォームを充実させるべきの判断できる材料を交流部会として準備することがあげられる。
以 上
経済・文化部会長 辻 宣一
JAMCO America, Inc.
以 上
以上