2020年 交流部会 10月報告
10月
4日
コロナ禍以降、オンラインで開催されていた定例のSunday Serviceが10月4日(日)半年ぶりに再開、実施されました。
真言宗は、平安時代に空海(弘法大師)によって開かれた仏教の一派で1200年の歴史があります。
シアトル高野山は真言密教の教えと伝統を地域コミュニティに伝えております。
約1時間半のセレモニーは
今中太定駐在住職のお経、参加者一人一人の焼香、真言宗の教えを住職と共に読み
最後に達磨の教え(住職のお話)の流れでした。
教えは、息(風)についてのお話でした。
合掌は左手(衆生・私たち)の人差し指を立て、右手(仏様)で包み込む。
右手のそれぞれの指が地・水・火・風・宇宙を表し、自分自身は宇宙に包まれるかけがえのない存在であること。
不安になった時は息が浅く・早くなっている。
ゆっくりと深く息を吐くことで落ち着いてくる。
コロナ禍、山火事、人種間の争いなど閉塞感がある世の中で
しっかりと呼吸をして心を落ち着けることができました。
シアトル高野山はアメリカで生まれ育った方々が中心に訪れるそうで
日本育ちの方々とはなかなか接点がないとのことで大変喜ばれておりました。
瞑想(メディテーション)クラスも開催されているそうで興味ある方が是非参加頂ければ有難いです。
引続き地域コミュニティとの交流を深めて参ります。
山本尚樹
交流部会 部会長