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詩は元気です ☆ 齋藤純二

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今日も生きている

スレッド
ヘッドホンから流れる歌
どこまでも風景がイメージされ
僕はその世界にいて元気をもらっている
今日も頑張ろう、って

揺れる電車
空に現れる朝日
連なるビルディング
つり革をぎゅっと握り

繋がる毎日を僕も詩で綴る
曲をつけずに委ねるリズム
言葉の武器だけではか弱くて

でも、詩はそれがいいんだ
勝負するもんじゃないと思うけど
何だか曲に負けていられない

今日も誰かに元気をもらい
僕も読み手への元気を想像をして
詩を綴りながら微笑んでいる

幸せっていうんだよね
これ、って
#詩

ワオ!と言っているユーザー

スレッド
産声に魂をのせて
初めて死ぬひとの一員になる

未来に終わる約束
それでも孤独を背負いながら
心淵の旅を続ける

種の保存に感情が与えられ
悲しみに涙
怒りに食いしばり
不安にカラダを震わせて

時に何のためにと
手繰り寄せる温もりに優しさを求め

神様は青く語る
ひとは白く浮かびながら訊く

どうして私たちは
こんなに苦しいのですか

上手に生きるには
どうすればよいのでしょう

心は激しく動揺
白は青の道徳に救われて生きて行く

誕生の意味は最初から無かった
死滅の意味は最初から無かった
有ったのは迷い込んだ世界で白になる心象

ひとは白い真実にどこまでも手を広げ
透けて青になるように
#詩

ワオ!と言っているユーザー

家族の詩

スレッド
ファミリーレストラン
飲み放題のコーヒーで粘る

隣のテーブルには
ギャングを引き連れた賑やかな家族

私は懐かしく受け入れ
相変わらず詩を書こうとしている
しかし一向に文字は
列車のように連なって走らない

暴れ騒ぐ兄弟
叱りつける父親
なだめる母親

お子様ランチと定食が運ばれる
子どものハンバーグを細かく切る母親
いただきますも言わず唐揚げを頬張る父親

静かだ、とても静かだ
食べている家族は静かだ
食べることは生きること
生きることに夢中になっている

お腹が満たされてくると
お兄ちゃんが口の中を指差し

こっちはうごくけど
こっちはうごかないの

咀嚼する時の上顎が
動かないことをどうしてと訊いている

確かにそうだな
父親はぼそぼそと呟く
あらっ、ほんとうね
母親は子どもの感性に微笑む

家族はともに時間がながれている
一緒に暮らしていても
私のように離れて生きていても

ああ、家族の詩を書こう
#詩

ワオ!と言っているユーザー

終始の恋

スレッド
死ねない彼女が
余命三ヶ月の俺に言う
あんたは死ねていいじゃないかと

俺の悔しさの向こうにある
青く尖った夜空
彼女の苦しさの向こうにある
赤く鈍い朝焼け

今、生きている互いの歩幅
途轍もないものに潰されながら
ふたりはビニール傘の下

引き寄せる運命
歪な恋のキスは特別でもなく
俺の突起した恐怖と
彼女の窪んだ怒りが合わさるだけ
理由なんてないのさ

頬を叩いても罵声をあげても
俺たちは生きていて
どうして生きているのか
その答えはいつもわからなくて

俺は最期に言うだろう
なんか生きているよ、って
彼女を感じて微笑むよ

彼女は目を閉じた俺に言うだろう
勝手に死ぬんじゃないよ、って
そして、涙を流すだろう

俺はそんな彼女が好きなんだ
なんか生きているよ、今
ああ、まだ生きている
#詩

ワオ!と言っているユーザー

背後占い『字念屋』 消えた背後文字・番外編2 (連載もの15)

スレッド
ひとは誰しも自分を見失うことがある
それは字念屋を生業とする者も同じように


今から十年前
字念屋を開業して一年が経っていた

お母さん
しばらく字念屋は休業することにしたの
もしかしたら廃業ってことになるかもしれない
だからㅤうちの和菓子屋を手伝うから

どうかしたの?

背後文字が見えなくなって

そう
背後文字が見えなくねえ
……えっ
見えなくなったって一二三(ひふみ)
まさか背後文字が
中核文字や他の字念もなの?

そうよ

あなたㅤあなた
たいへんㅤたいへん
一二三が見えなくなったって
どうしましょう

どうしたって?

だから一二三ㅤ背後文字が見えなくなったのよ

そうか……
まあㅤこれで一二三も普通の女性になれたわけだから
いいんじゃないかㅤそれはそれで

あなたはそんな呑気なこと言って
キャンディーズの引退じゃないんだから
(アイドルグループの「普通の女の子に戻ります」という引退時の言葉)

うわっ
散々悩んで実家に帰ってきたと思えば
夫婦漫才が始まっちゃうんだから
でもなんだか結論が出たような気もするけど
もう疲れ果てたから二階で寝るわ


一二三が背後文字が見えなくなったのは、これが二度目。初めは高校一年生の時、バスケットボール部の先輩に恋をした時であった。普段は電子辞典ばかり読んでいる文学系の一二三。ある日、友達に男子バスケットボール部の練習を見に行こうと誘われ、爽やかにジャージを着こなし、華麗なショートを放つ先輩に一目惚れをした。誰しもそのような体験の一つや二つはするもので、一二三も例外ではなかった。ただ、その恋は憧れで終わってしまい失った能力は直ぐに元へと戻った。ひとから発する背後文字の読み取る能力を持っている者にとっては、恋をするような感情の高ぶる状態が続くと異変が起きてしまう。集中力の鈍化、背後文字が見えなくなる。
今まで一二三のような能力を持って生まれ育った子どもの事例は、世界で数件の報告がされている。しかし、二十歳を迎える前に能力は消えてしまうという。成人後、その能力を失わない奇跡的な例は、一二三と成人してから突然に能力が発動した一二三の曽祖父くらいであった。
その能力は安定した心を保ち続けなければ維持ができない。恋をすることにより、心が激しく揺れ集中力が欠いてしまえば当然、字念を見ることなど不可能である。すなわち、恋でなくても心を大きく揺さぶられる出来事に感化され、能力は薄れてしまう。静まった心で念の力を発動、それが字念屋を営むということに繋がる。選ばれし者の生業であり、能力を持続させることは強い信念がなければならない。天命を尽くす為の根拠が必要であるように。
ひとのために尽くし喜びを得ることに何の悩みもなく、背後占いを字念屋として営んできた一二三。だが、相談者は日に日に増えて疲労だけが蓄積していく。ひとの幸せのために、背後占いで道を導いてきたはずだった。そして、ふと自分を振り返ってみれば、いったい私って何者なの、私を導いてくれるひとはいないの、そんな自分への疑問が浮いては沈み、だんだん背後文字が見えなくなってきた。


ねえㅤあなた
一二三はいつまで寝ているのですかね
もう二日も起きてこないわよ
声をかければ
うーん
なんていうから生きているみたいだけど
病院に連れて行った方がいいのかしら

疲れているんだよ
そっとしておこう
一二三は我々では到底わからない世界で生きているんだから
とことん疲れているんだよ

ほんとうにあなたって動じないひとね
自分の娘だっていうのに

今はそっとしておくこと以外にないだろう
二日寝ているから病気って考える君のほうに問題ありだよ

はいはい
私はどうせ心配性の馬鹿な女ですよ
あなた早く仕入れに行ってくださいよ

ああㅤやれやれ
お母さん(一二三の祖母)に相談してみれば
お爺さん(一二三の曽祖父)は背後占いでひとびとを助けてきた人なんだろ
きっとㅤなにかわかるかも知れないぞ

そうね
お母さんに連絡をとってみる

そうだね
仕入れに行ってくる

行ってらっしゃい


一二三の母は、さっそく実家の母に電話を入れた。
その話の内容はこうだった
曽祖父も一度、背後文字が見えなくなったことがあった。その理由は、子どもだった祖母にはわからなかったが、曽祖父は九日間も小さなおむすびを食する時とトイレに行く以外はずっと寝ていて、子ども心に父親は死んでしまうと心配したことがあったという。そして、十日目の朝に「わいは九尾の政木狐だからの(南総里見八犬伝では善玉の九尾の狐である政木狐がおり、千人の人の命を助けたことで「狐竜」に変じ昇天した/ピクシブ百科事典より)。九尾分を眠らないとダメなんじゃ。ああ、よく寝た」と、清々しく起きてきたという。曽祖父になにがあって背後文字が見えなくなり、どのような経緯で能力が復帰したのかはわからない。ただ、九日間を寝ていたことは、どうやら能力が復帰したことに関係があるようだ。


なあㅤそんなところだよ
一二三も九日間は寝ているんじゃないか

えっㅤ九日間も寝ていたらたいへんよ
頭がおかしくなってしまうわ

大丈夫だろう
この際ㅤ字念屋は廃業して
一二三には普通の人生を歩ませた方がいいよ
俺はこのまま背後文字が見えないことを望むよ
普通が一番だよ

普通ってなに?

だから良くもなく悪くもなく平和な生活をすることかな

それって夢がないってことじゃない
わたしは一二三しかできないことで夢を見て欲しいなあ
人生は楽しまなくては意味がないわよ

そうかなあ
まあㅤひとそれぞれの考え方
生き方が違うからな
否定はしないよ

どうしてそんなあなたと結婚したのかな

その言葉ㅤ全部そのまま返すよ

……お互い違うからㅤ面白いのかもな

そういうことにしておきましょ

そして、十日目の朝が来た
二階から窓の開く音が居間に響き、階段をリズムよく降りてくる音が後から追いかけてきた

おはよう
わたしㅤどれだけ寝ていたの?

九日間

なんだか夫婦でそんなに声合わせちゃって
仲がいいんだから
ふっ〜ㅤよく寝た
わたしは九尾の政木狐だから
九尾分を眠らないとダメなのよ

えっ
ほんとだ

またまた ㅤ声を合わせちゃって

なんだか心配して損した感じだな

そうねㅤあなた
でも一二三が元気になってよかった

ありがとう
この度はお世話になりました
お父さんㅤお母さん
わたしこれから字念屋の再開準備するから
行って来ます

おい
店の手伝いはどうしたんだ

ごめんねㅤお父さん

ご飯は食べなくて大丈夫なの
栄養不足よ

大丈夫
こっそりけっこう食べていたから心配しないで
行ってきます

そうかㅤ行ってらっしゃい
行ってらっしゃい

ところで背後文字は見えているのかな?

あの調子だとかなり鮮明に見えてそうよ



誰しも
これ以上は進めないだろう壁が立ちはだかる時がある
乗り越えるための答えはひとそれぞれ
その答えは必ずあなたの中にあり
壁はいずれ崩され平らな道が続く
空を見上げれば心迷わす雲は消え
その道を堂々と進めばよい
#背後占い字念屋の詩

ワオ!と言っているユーザー

お前、本気かよ、それっ

スレッド
図書館にてある月刊詩誌を読む

詩人と名乗る人物があーだの、こーだの
詩について批評をしている
なんとか論まで出てきてしまい

正直さ
かっこ悪いんじゃないか
マジでさ、詩だけ書いてろっ、て

作品ありきだろ
詩っ、て

読者の想像をなくしてしまう話は
止めてくんないかな
まあ、ようは詰まらない批評で
そんなところで熱くなるんだったら
作品で表現してほしいねっ、てこと
ああ、エネルギーがもったいない

じゃあ、お前、読まなきゃいいだろ

そうなるだろ
でも、ほろっとくる批評もあるからさ
許して欲しいよ、そういうのは読みたいから

監督兼選手をやるには
センスとサラリ感がないと駄目だね
自信なかったら止めることだよ
まあ、それでも勘違い野郎は沢山いるからね
まず、自分が詩人だと勘違いしている

詩集を出版して批評して
詩について語れば詩人なんて
そんなもんか詩人っ、て

死ぬまでわからないだろ
自分が詩人かどうかなんて
とりあえず詩を書いてりゃいいのさ

まあ、誰しも詩人ともいえるんだけどな
その感覚、わかるだろっ
いちいち説明はしないよ、野暮になっちまうからさ

さあ、どんどん詩を書いてくださいな、頼みまっせ
#詩

ワオ!と言っているユーザー

どうしても宮沢賢治の童話が読めない

スレッド
僕は宮沢賢治の作品が気になっている。高校二年生の自分が宮沢賢治を批評なんてしたら、どれだけ文学オヤジ達に叩かれるかと思うと、スカイツリーから飛び降りる気持ちで語るに等しい。ちょい、大袈裟。。。だけど行っちゃうんだよな、いやいや言っちゃうんだよな、性格だから仕方ない。喉に詰まっているものは、吐き出すか飲み込まないと気が済まないから。

えっ、何が気になっているかだって? 気にならないでほとんどの読者が読めるんだと思うんだけど、僕はどうしても気になるんだよ。それは、文の語尾。偉そうに言ってしまうと宮沢賢治の詩に関して、そこはとてもダブりのない完璧でリズムのある語尾になっているんだけど。童話については徹底してそこをあえて拘っている感が否めないんだよね。だから僕は宮沢賢治の童話を読むと、語尾しか目に入ってこないから困ってしまう。ほとんど「〜た。」の語尾。小学生の作文のようだ。まあ、童話だからそうなんだよ、って頭にコツンとやられてしまいそうだけど。

こんな感じ。「〜た。」← をつけた。





『どんぐりと山猫』


 おかしなはがきが、ある土曜日の夕がた、一郎のうちにきました。←

   かねた一郎さま 九月十九日
   あなたは、ごきげんよろしいほで、けっこです。
   あした、めんどなさいばんしますから、おいで
   んなさい。とびどぐもたないでくなさい。
                   山ねこ 拝

 こんなのです。字はまるでへたで、墨もがさがさして指につくくらいでした。←けれども一郎はうれしくてうれしくてたまりませんでした。←はがきをそっと学校のかばんにしまって、うちじゅうとんだりはねたりしました。←
 ね床にもぐってからも、山猫のにやあとした顔や、そのめんどうだという裁判のけしきなどを考えて、おそくまでねむりませんでした。←
 けれども、一郎が眼をさましたときは、もうすっかり明るくなっていました。←おもてにでてみると、まわりの山は、みんなたったいまできたばかりのようにうるうるもりあがって、まっ青なそらのしたにならんでいました。← 一郎はいそいでごはんをたべて、ひとり谷川に沿ったこみちを、かみの方へのぼって行きました。←
 すきとおった風がざあっと吹くと、栗の木はばらばらと実をおとしました。← 一郎は栗の木をみあげて、
「栗の木、栗の木、やまねこがここを通らなかったかい。」とききました。← 栗の木はちょっとしずかになって、
「やまねこなら、けさはやく、馬車でひがしの方へ飛んで行きましたよ。」
と答えました。←
「東ならぼくのいく方だねえ、おかしいな、とにかくもっといってみよう。栗の木ありがとう。」
 栗の木はだまってまた実をばらばらとおとしました。←
 一郎がすこし行きますと、そこはもう笛ふきの滝でした。←笛ふきの滝というのは、まっ白な岩の崖のなかほどに、小さな穴があいていて、そこから水が笛のように鳴って飛び出し、すぐ滝になって、ごうごう谷におちているのをいうのでした。←
 一郎は滝に向いて叫びました。←
「おいおい、笛ふき、やまねこがここを通らなかったかい。」
滝がぴーぴー答えました。←
「やまねこは、さっき、馬車で西の方へ飛んで行きましたよ。」
「おかしいな、西ならぼくのうちの方だ。けれども、まあも少し行ってみよう。ふえふき、ありがとう。」
 滝はまたもとのように笛を吹きつづけました。←
 一郎がまたすこし行きますと、一本のぶなの木のしたに、たくさんの白いきのこが、どってこどってこどってこと、変な楽隊をやっていました。←




ねえ、「〜た。」ばっかりでしょ。というか、「〜た。」しかない。これは、宮沢賢治が意図して徹底している表現方法なのだろう。だけど、僕みたいに宮沢賢治の書いた文章の語尾にしか興味が持てなくなってしまうと、作品自体が読めなくなってしまう。たまに「〜です。」みたいに、「た」で終わらない文字を見るとなんだかか嬉しくなってしまうのは、僕がおかしいのかなあ。このまま宮沢賢治の童話は一生、読むことができなくなってしまうのだろうか。

〜した。〜だった。〜した。〜た。
た。た。た。た。た。た。た。た。た。た。た。た。た。た。
た。た。た。た。た。た。た。た。た。た。た。た。た。た。た。た。た。た。


はあ、どうしても語尾しか読めない。これは狙いだったのだろうか。そんな訳はない。僕がおかしいのだ。まあ、いいや。そのうちこの厄介も消えると信じて。さて、宮沢賢治の詩を読むとするか。
#小説 #詩

ワオ!と言っているユーザー

潜在力

スレッド
俺たちは眩しさを知っている
そりゃ他人ごとじゃないぜ
持っているんだよ
ここに

転けたっていいじゃないか
笑われてムカつくなんてクダラネエ
さっさと立ち上がって探しに行かないと
自分に逃げられてしまうぜ

昨日じゃないんだよ
明日じゃないんだよ
今なんだよ

彼奴じゃないんだよ
此奴じゃないんだよ
俺なんだよ

チャンスなんて待っていたらダメさ
ガンガンに夢へ走って行くだけさ
あの手この手で
「そんなのありかよっ!」
潜在力はギラギラしているぜ

感違いな勢いでだって
ホンモノになることぐらい
俺たちは知っているんだよ

輝けない奴なんていやしない
塞ぎ込んだ自分なんてクソクラエ
誰が何を言おうが俺は俺なんだからさ

昨日じゃないんだよ
明日じゃないんだよ
今なんだよ

彼奴じゃないんだよ
此奴じゃないんだよ
俺なんだよ

捨てるなよ
絶対に捨てるなよ
俺は走ることしか頭にないぜ
だからお前もそうだろう
潜在力を持ってんだからさ

捨てるなよ
絶対に捨てるなよ
#詩

ワオ!と言っているユーザー

不色心(こころいろあらず)

スレッド
猫や犬は僕らよりカラフルだけど
種なんか知ったことではない
開放された平和は美しい
色にポリシーなんて
要らないんだ
#詩

ワオ!と言っているユーザー

咲かずにいられない

スレッド
学生時代に目標に向かい
悔しい気持ちや嬉しい気持ちになり
何か成し遂げたことはあっただろうか
文化祭で弾き語りをしたぐらいで
嫌なことに向うことはなるべく避け
受験も面倒で通信の大学で
最低限度の勉強をして卒業した
学業からはいつも逃げて

とくに大きな志もなく
働きながら歌を作ったり
詩を日記のように書いていれば
それで良かった

時間は五十歳を目の前に
空っぽの青春が悲しく泣き出した


お前は何かを死ぬ気で
成し遂げたことはあるのか
消極的な平和主義は最悪だぜ
暗澹者の生きる意味は
くだらねえの一言で収まっちまう

彼の世千日この世一日

ほらほらウズウズしているんだろう
お前は満たされて無いんだよ

ハチキレチマエヨ
コソコソとコノヨはクダラネエとかイッテル
ソンナジンセイはオマエラシクナイ


何だろう枯れて死にたいこの思いは
根底に眠っていた俺の種が
やっと咲き始めようとしている

見てみたい景色ができた
老いたことなどわからない程に
全身を広げ咲いている自分

まずは勉強だ
詩を読み辞書に赤線を引いて
狂ったように噛みついて行こう
#詩

ワオ!と言っているユーザー

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