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詩は元気です ☆ 齋藤純二

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冬の陣

スレッド
交じり合わない視線は
立っている場所を教える

通り過ぎる風は破顔を見せ
冷やしてゆくこの身体
着込んでいても
外気は弱気にさせる

寒さに身震いをすれば
孤独な人間が温もりを夢みて
寂しがりやの自由は不安定
やはりこの列に並ぶ

ホームに連なる戦士たち
踠く心拍を熱に変えながら
白い息の狼煙を上げる

背を押され乗り込む電車
殺気はガラスの結露となり
舌打ちが聞こえれば
我が身はなお冷え込むが
それでも今日の戦いが始まる
#詩

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存在

スレッド
僕が存在すると
他の僕は存在できない
この優越感を楽しむ時
存在に理由なんていらなくなる
#詩

ワオ!と言っているユーザー

人の流れ

スレッド
駅前の高い建物から
人の流れを眺めている

右から左に流れる人
左から右に流れる人

駅へ向かう人と
駅から出てくる人を調べたら
同じ人数になるんだろうな
二、三日調べたら誤差があまりないくらいに
プラスマイナス0に近いだろう

もしそこに誤差があるとすれば
かなり大きな事情が考えられるのでは

暫く帰ってこない旅立ち
結婚で新天地へ
それとも職場が変わった
たまたま出掛けて帰ってこれなくなったとか

プラスマイナス0にならない人
そこに希望やら夢のある数値だと想像すると
人の流れも
いいな、なんて思って眺めている
#詩

ワオ!と言っているユーザー

知り合いに宇宙人がいて

スレッド
君は宇宙へ行ったことがあるかい
夢とかの話じゃなくて
それも宇宙飛行士とかじゃなくて
ある日突然、連れて行かれちゃうやつ

僕は二度あるんだよ
一度目は小学生二年生の時で
裏の空き地で野球をしていたらUFOが飛んでいて
こっちに来るな、と祈ったけど
どんどん自分たちの方へ向かって来て
そして、記憶が飛んだ
気が付けばまた野球をしていたんだ
あとで友だちにUFOが飛んでいたよね
そう言ったら
お前、ボケてんじゃないかと言い返され
少し記憶が残っていたのは僕だけだった

二度目はかなり記憶がはっきりしている
高校一年生の時
たぶん夜中の二時とか三時とかだと思う
僕がトイレに行こうとすると
戸の向こう側にUFOが来ているのは分かった
見えてないなずなのにそれがわかった
それまで僕は宇宙人と
コンタクトしていたという確信みたいなのがあって
大半は記憶が消されているけど
宇宙人でも消せない記憶が僕には残っていた
これは宇宙人の誤算であったのか
わざとそうしたのかはわからないが

またほとんど記憶が消されてしまったが
銀色の宇宙人がいて自分が手術台みたいなところに
横になっている記憶が一瞬だが残っている

そして真っ暗な世界を覚えている
真っ暗と言っても紺色に近い黒だ
どのタイミングでどこから見たのかわからないが
僕はそれが宇宙だと今でも思っているんだ
それからは一度としてUFOも宇宙人も
見ることはなくなった
僕のサンプルとして役割は終わったのか

その遭遇で僕が変わったことは
いつもビクビクと怖がりであったが
自分のどこかに開き直りというか
どうにもならない絶対があって
諦めることを教わった気がする
ビビリ屋ではなくなった

それと、自分の中にある世界は宇宙まで
広がったことは間違いなさそうだ
#詩

ワオ!と言っているユーザー

ネット詩誌

スレッド
月に一度、ネット詩誌『MY DEAR』の新作紹介へ作品を掲載させて頂いています。数ヶ月前までは一投稿者として、週に二作ほど詩を投稿していましたが、今はそこで免許皆伝たるもを頂戴し、レギュラーメンバーに。すると、もれなく新作紹介への投稿が可能になります。これが、これが、どんだけプレッシャーというと……。
私の他にも歴代レギュラーが何名もいらっしゃって、現在はそこへ七、八名の詩人たちが新たなる詩を発表します。みなさん、それぞれの個性で極めた作品を上げてくるので、私のようにノンジャンル詩人では薄い存在になってしまうのですが。
月に一作品、ないしは二作品、いやいやこのプレッシャーは掲載してからも一ヶ月続くので、けっきょく年中ビクビクしている訳なのです。
ああ、ん〜、あそこはああすれば、ここはちょっと甘かったなど。一発勝負で訂正も効きませんので、うっ、胃が……。ということで先程、管理人さまへ来号用の作品を送信致しました。
しかし、このプレッシャーが詩を書く上で自分の力量を測ることと、詩へのパッションが試される場として大切にしています。


ネット詩誌『MY DEAR』・240号は11月28日の更新です!
ぜひ、ご覧あれ!

http://www.poem-mydear.com/
#雑記

ワオ!と言っているユーザー

街はクリスマスモードに

スレッド
街はクリスマスモードに
昨夜、久しぶりの外食。
ブュッフェで21:00を過ぎると料理が片付けられてしまう。
入店したのが、20:45!
急いで少しづつ皿に盛り、全種類をゲット。
はあ、食べるのに二時間かかりました。。。
(すみません、詩の記事でなくて…)

現在は、図書館。
さあ、詩モードだ!
#雑記

ワオ!と言っているユーザー

僕は子どもとおとな

スレッド
昨日の雪は嘘で
今朝の日差しはリアル

僕は上手に歩るこうとして
躓きそうな段差を気にすれば
すれ違う肩が触れ睨まれる

少し時間がある
緊張とプレッシャー
コーヒーで挑みと逃避
僕を許しながら

少なくなる黒
休日の夢を回想しては
学校へ行きたくない子ども

何も変わっていない
大きくなった子どもは
爺さんになっても変わらないのだろう

誤魔化しきれない
自分と社会を笑ってしまおう
ユーモアの力を借りながら

子どもとおとなに付き合いながら
ぼちぼち歩き出そう
#詩

ワオ!と言っているユーザー

雑記っ。

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最近、「詩人」という概念が私の中で変わってゆく。詩人なんて、自分から名乗るものではないと頑なに思っていた。しかし、私の頭の中にある答えが反対側へ行ってしまうことがある。「私は詩人だ」ということだ。勿体ぶってもしょうがないじゃないか、人生は一度、詩人を楽しもうじゃないかと。ナルちゃん的な発想かもしれないが、自分の詩を読んでいて自分が詩人じゃなかったたら、誰が詩人なんだ、そんな自信というか、勘違いが芽生えた。この勘違いを大切にして、これからは生きて行こうと。ああ、私は詩人だ。
#雑記

ワオ!と言っているユーザー

雪の日には

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余分を引きずり
余計を垂らし
雪が斜めを滑る

いるもの
いらないもの
整理がつかぬまま
何処へ

嫌な自分が膨らんで
僕の想像はあなたの想像

抜けられない
複雑を飲み込んでしまい
消化されず歌っている

耳障りな声は
踏み込まれていない
雪を汚すように僕は今日も歩く
#詩

ワオ!と言っているユーザー

なんでもない朝なのに

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いってらっしゃい

自動販売機から声を掛けられ
缶コーヒーを握り
いってきます、と歩き出す

冷たい風が頬を撫でると
今日の新鮮が少し気分を乗せる
身を流れに任せたゆっくりとした変化
襟を立てれば遠くの景色が見えてくる

なんでもない朝なのに
過去の時間たちがふと感じさせる

ああ、生きているんだな

辛かったこと
悲しかったこと
嬉しかったこと
幸せだっとこと

僕という袋に埋められたものたち
その少し重たくなった中身を抱えながら
いつものように駅へ向かう

ああ、生きているんだな
確かに今、生きているんだな

#詩

ワオ!と言っているユーザー

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