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(通称”CPCC”) は、チャーリーパーカーの演奏を学び、自己の音楽表現を向上させようというサックスプレーヤーの集まりです。

2005年3月12日に石森管楽器地下ホールで発足会を行ない産声を上げました。

参加はサックスをこよなく愛し、チャーリーパーカーを学びたい方ならどなたでも大歓迎です。

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復刻版 ロングトーンのお話 その2

スレッド
これは2004年9月8日のブログを見直したものです。

いまだにロングトーンを行っていますが、楽器の鳴りを良くするには、ロングトーンの時に鳴るポイントを探すことです。

アンブシュアは極力ゆるくして無理な練習をしないで、疲れたらすぐに休んだ方が良いですね。


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ロングトーン のお話 その2

昨日は、【ロングトーンをなぜおこなうの?】というお話と、話の流れでお話しした、循環呼吸のことでしたね。

その前に、本当は、アンブシュアの話をしたいのですが、このブログでお話ししていることは、サックスを初めて吹いている方を、イメージしているので、いろんなジャンルの方でも、共通的な内容を中心に話していこうと思っています。 アンブシュアについてはジャズ系のお話ししかできません。

日本の吹奏楽、クラッシック系のアンブシュアと、私のようなジャズ系のプレーヤーでは、全く、考え方も奏法も違うんですね。 アンブシュアについては、指導者の方に、教わるのが早道かもしれません。 指導者がいなくて、独学でやられている方は、サックス教室に見学に行ったついでに聞いてみましょう。 教え上手な先生なら、そのまま教室に通うことをお勧めします。 

では、昨日お話しした、目標を1つでも良いので持って、今日は、ロングトーンをやってみましょう。

ウオーミングアップも終わって、ストラップの調整もバッチリですね?

では、はじめましょう

【ロングトーン】

1.はじめは出しやすい音、からから始めましょう。

アルトのお勧めは中音のC#(ド#)、テナーなら低音G(ソ)からです。

ウオーミングアップで行ってますが、今度はロングトーンなので神経を研ぎすませて、音を良く聞きながら行います。

2.息をたくさん吸って、お腹に息を入れるようにします。

 (プロの人は、背中にも息を入れると言います。 そしてお腹から息を出します。イメージできますか?)

はじめは息が沢山入らないと思いますので、次のようなことをやってみてください。

・顔と一緒にサックスも、上を向きながら、大きく、息が入らなくなるまでスーと息を吸います。

 顔が上がるのと同じようにサックスを持ち上げてください。

 顔とサックスの角度は、常に一定です。

・次に上を向いた顔とサックスを、元の位置に戻します。

・その時に、吸った沢山の息をお腹に落とします。

・お腹が膨らんで、腹筋に力を入れることで、圧力のある息を出す準備をします。

これは、上を向くことで、鎖骨が上がって、肺に息がたくさん入るようにしてあげるんですね。

そして、戻すことで、お腹に力を入れやすくしてあげているんです。

格好悪いですが、練習だと思ってやってください。

アッ これは、個人練習のときだけですよ。 でも、ソロに入るときに、大きくサックスを持ち上げると格好いいかもしれませんね! 今度やってみようかな・・・

腹式呼吸のお話をします。

上を向いて寝た状態で、呼吸してください。 お腹が上下するでしょう。 けして肺で息してるとは思わないですよね。

これが腹式呼吸を簡単に理解する方法です。

腹式呼吸は、『息を吐きながらお腹を出していく』、という人もいますし、『息を吐きながら、お腹を出して、途中からへこませる』という人、『息を吸って膨らんだお腹を、へこませていく』と言う人もいます。

いずれも共通しているのは、お腹の力で、息を出している点です。

普段意識しないで、休むことなく呼吸していますが、その時のような弱い呼吸ではなく、お腹の力で圧力をかけた、力強い一定した息が必要なんですね。

鼻から息を吸って、お腹の力で息をストローの穴ぐらいの大きさで、力強く吹き出してください。

昨日お話しした、ヨガの呼吸法で練習しても良いかもしれません。

はじめは意識して、お腹から息を出すようにしてくださいね。 そのうちサックスを吹くときに意識しなくてもできるようになります。

3.出しやすい音量(mpかmf)で、まっすぐに音を出します。

はじめは、誰でも音がふらついたり、長く吹けなかったりします。 そのためのロングトーンですから、よく自分の音を聞きながら行ってくださいね。 

なぜ、まっすぐに音が出ないか考えてみましょう。

・まず、アンブシュアが不安定で、リードに不定期のビブラート??を、自分の意志に反してかけているため、音がふらつく 

・次に、リードにあてる息の量が不安定で、自分ではうまくコントロールできない

両方一緒に起こっていることが、ほとんどだと思いますが、大丈夫です。

サックスをコントロールするアンブシュアと息の圧力が、ロングトーンで安定してきますので、自分の音を良く聞きながら、毎日ロングトーンを練習しましょう。

*ロングトーンだからといって、息がなくなるまでやらなくても良いです。 無理をすると体をこわします。

音をまっすぐ出していても、ロングトーンの場合、最後は息が少なくなるので、音量が小さくなってもOKです。

4.3で出した音を、半音ずつ下げていき、今度は上昇していきます。

*ここでの注意点は、まだアンブシュアも息の出し方も安定していない状態で、高音を無理に出そうとしないことです。

徐々に音域を広げていきましょう。

上に行けばいくほど、口を締めていく傾向が誰にでもありますし、実際少しは締めぎみになります。

これを解決するのは、お腹から出す、息の圧力をあげて、音程を圧力で補って、口を締めないようにするんですね。

この方法だと、音色も極端に変わらないようになります。

中級者は、このアドバイスを理解してください。

サックスは、息の圧力で、音色・音程をカバー・一定化するんです。 もちろん口も多少使いますが、早いパッセージでは、できないので、息の圧力を十分注意してくださいね。

息の圧力を上げて というと音量が上がってしまいますが、音量を上げずに、リードにあてる、息の強さ・圧力を上げるようにしてください。

そうすると、今までより少ない息の量で、同じ音量が出るはずです。

ダイナミックレンジも広がりますよ。

違う言い方で説明します。

高い音は少ない息で出ます。

しかし息の勢い(お腹からの圧力)がないと、音程が下がってしまいますし、音もふらつきます。

喉を狭めないように、喉は広げて、暖かい息を出すように心がけて、いつも練習することです。

この、暖かい息を(Warm Breath)といいますが、口先だけで息を吐くと、冷たい息ですが、膨らましたお腹から出すと暖かい、一定した、強い息になります。

以前お話しした 息を鼻から吸えるだけ吸う方法で、鼻からたくさん吸って、口から ヒュ!ヒュ!ヒュ! って吸って、その状態で、口を細いストローほどの穴から、細く、強く、お腹に力を入れて、息を出すやり方だと、分かりやすいかもしれませんね。

5.まっすぐ吹いた後は、今日の目標をやってみましょう

ダイナミックレンジの練習として、クレッシェンドしていったり、デェミニエンドしたり、ビブラートの練習をしたり、息を入れる角度を変えて実験してみたり
いろいろと目標を持って、楽しく練習してください。

● 今日のまとめ

  出しやすい低域の音から、はじめは音を半音ずつ下げていった後に、今度は上昇していく

  息をたくさん吸って、まっすぐ出す

  自分の目標を練習する

  今日の一言

  『 ロングトーン ただ吹かずに 自分の音を良く聞いて 』

今日のお話は、これでおしまいです。

 ロングトーンのお話 その2 でした。
#TV #ドラマ #ビデオ #映画 #音楽

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