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(通称”CPCC”) は、チャーリーパーカーの演奏を学び、自己の音楽表現を向上させようというサックスプレーヤーの集まりです。


2005年3月12日に石森管楽器地下ホールで発足会を行ない産声を上げました。


参加はサックスをこよなく愛し、チャーリーパーカーを学びたい方ならどなたでも大歓迎です。


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おたすけおじさんのQ&AコーナーQ8〜とタバキンさんのクリニック・リードのお話

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おたすけおじさんのQ&Aコーナ...

今日は、嬉しいお知らせと



おたすけおじさんの Q&AコーナーQ8〜とルー・タバキンさんのクリニック・リードのお話 です。



 



こんにちは サックス奏者の皆様



説明が悪くて、サックスの持ち方を悩んでいた、女性クラッシックサックスプレーヤーから、昨日のブログを試していただいた結果、嬉しいメールがきましたのでご紹介いたします。



> サックスの持ち方ですが、今日家で追加の説明を見ながらやってみたのですがで、おっしゃっていたことが大変よくわかりました。 何度もアドバイスをありがとうございます!!



本当によかったですね!! すぐに意識しないで、楽に構えることができるようになりますよ! サックスをやり始めた頃は、分からないことだらけですし、これで良いと思ってやっていたことが、違っていることも沢山あります。 そのために上達が遅くなるのはもったいないですよね。 私がそうでしたので、『こんなこと聞いていいのかな?』 なんて思わずに、どしどし、皆さん質問してくださいね。




さて、昨日は、フルートを持ち代えるときの話と、楽器の持ち方、楽器を替えてもそれ以上に吹き方が大切、下唇が痛い、ルー・タバキンさんの楽器 という内容でしたね。



 



では、Q&Aコーナーの始まりです。



 



今日は、Yahoo掲示板に投稿した内容です。



 



Q8 : ハイバッフルマウスピースに代えても、あまり変わらないのはなぜ?



ずっといわゆるフュージョン系のハード且つドライヴ感のある音(D.サンボーンやC.ダルファーのような...)を出したくて、デュコフをはじめ、ARBなどハイバッフルなマウスピースをいろいろ試してるんですが、どうもあんまり変わらないんですよね。 

なんでなんでしょう? 

自分の音を簡易的にMDで録音してみると、更に違いがわからなくなってしまう・・・ 多少の違いは出るにしても、全体的に丸めの柔らかサウンドになってしまいます。




A : ハイバッフルのマウスピースで、思っている音色が出ないようですが、次の点を注意して吹いてみてください。



1.ハイバッフルのマウスピースは、音が広がりがちになりやすいので、息を出す圧力をゼッタイにppでも抜かないように、しっかりとお腹から出してみてください。



2.口の中の面積を変えてみてください。



これは、ほっぺたを膨らませたり、縮ませたり、舌の中程を上げたり下げたりして、息のスピードを変えてみるんです。 もちろん、楽器はマウスピースだけで鳴っているのではなく、体も共鳴しているので、それも変えてあげるんですね。



3.マウスピースへの息の角度をいろいろと変えてみる。



マウスピースに対して、上から吹き下ろしたり、まっすぐに入れたり、下から吹き上げたりしてみてください。 顔を動かさないで、サックスを前に出したりひいたりしてやってもよいし、顔を上下に振ってもよいです。 でも、あまり極端にやらないでくださいね。



1〜3を総合的にやってみることが、よいと思います。



4.イメージを持つ



これは何度もいいますが、とても大切です。



こういう音が出したいと意識して、常に練習していると、だんだん体がその音を出すように変わってきてくれます。



ルー・タバキンさんのクリニックではないですが、柔軟な口とお腹からウォームエアーを出して、オーバートーンを出せるようになれば、もっと早く思ったような音が出るかもしれません。



 



イメージ的に、フュージョン系の音は、オープンサウンドのように聞こえますが、倍音をコントロールした、とても緻密な音だと私は思っています。 だから、芯のある個性的な音を出すのが難しいんだと思いますね。 私も、デュコフを使ったことがありますが、数ヶ月でリンクの太い音になってしまいました。 

これは、自分のイメージが知らぬ間に図太いリンクの音になっていたからです。 そうすると、どのMPを使っても、結局太い音に無意識に、体のあらゆる部分が勝手に戻してしまうんですね。 丸めの軟らかいサウンドになってしまうのは、たぶんイメージがそうなっているか、アンブシュアを含め、体がまだフュージョン系の音を出したいことを理解していないためだと思います。 サウンドをイメージして、体全体が無意識に準備できるように、いろいろ試しながら、求めるサウンド目指して頑張ってくださいね。



ハイバッフルというのは、マウスピースをリードを付ける側から見たときに、リードが振動する穴がありますが、その下の斜めにカットされた部分を言います。 ハイバッフルというのは、その部分の角度を小さくして(持ち上がっている)、マウスピース内の面積(これをチェンバーといいます)を小さくしているものです。 このようなハイバッフルタイプのマウスピースは、フュージョンやロック系の方がよく使っています。 音色は明るくて、高い倍音まで減衰が少ないので、エフェクターをかけたエレキギターのようなオープンな音がします。 リズム隊が大きな音でガンガンきても、それに負けないような存在感のある音を出すことができますが、とてもコントロールの難しいマウスピースです。



 



きょうのQ&Aは以上です。



 



● ルー・タバキンさんのクリニック 今日は、リードについてです



ルー・タバキンさん、って誰? っていう方は、9月11日のブログに書いてありますので、見てくださいね。



 



これがタバキンさんのリードの管理方法です。



 



まず、リードを1箱買ったら、水に全て漬けて、1日経ったら全部吹きます。



指でこすったり、また水に漬けたり、乾かしたりしますが、上手くいくときと行かないときもあります。



いろいろな所に行くので、湿度が変わったりするため、密閉できる袋に入れて持ち運んでいます。



いままでいろいろやってみたが、うまくいかない。



ニューヨークで買ったバンドレンのガラス板を使って、サンドペーパーでリードを削ったり、すりガラス面でリードの裏側を綺麗に磨いたりしています。



 



サックス奏者は、誰でもリードに苦労していますね。



リードの豆知識です。



リードというのは、ケーンという、イネ科の植物アルンド・ドナックス(Arundo donax L)あるいは「ヨシタケ」の一種で、繊維質の多年生植物なんですね。



リコーもバンドレンもフランスで収穫したケーンを使用しています。 収穫するのは、12月末から2月半ばにかけての、最も寒い冬の季節に行われます。



リードになるまでには、3年間育成したケーンを収穫し、2年間かけて、乾燥、日干し、ならしの3段階で進められます。 なんと完成まで5年間もかかるんです。 日干しは普通5月あるいは6月の夏の季節に始めて、支柱の先を根っこから地上2ー2.5mのところで切り落とし、鞘は取り除き、ポールを洗って、ポールをひとつずつ長い水平の乾燥ラックのいずれかの側に交互に寝かせ、毎日1/4ずつ回して均等に日干しができるようしているんですね。 大変な作業です。



先日、リードは高すぎる、とリコーの方にお話ししましたが、このような手のかかる作業を行っているので、高いのも分かるような気がします。 原価もけっこう高くて、利益も薄いらしいですよ。 でも、リードメーカー全体で年間100億円くらい売れているそうですから凄いですね。



 



今日のお話は、これでおしまいです。



 



おたすけおじさんの ハイバッフルマウスピースに代えても、あまり変わらない と ルー・タバキンさんのクリニック今日はリード のお話でした。 リードの豆知識もありましたね。



 



明日は、Q&Aコーナーのつづきとルー・タバキンさんのアドリブの話です。



 



 



 



 



ご注意 : ここでお話しすることは、私のジャズサックス人生での経験上のことですので、全てが正しいとは限りません。



いろいろなやり方・奏法・考え方がありますので、参考程度に読んでください。



とは言っても、経験上で間違ったことを書くつもりはありませんのでご安心を



皆様からのご意見も取り入れて、私も勉強していきたいと思いますので、温かく見守っていただければ幸いです。



 * サックスを習っている方は、講師・先生の教えを優先してくださいね。



(このブログの内容にも著作権があります。 内容をコピー・転載するときは、自己紹介欄のメ−ルアドレスまでご連絡ください。)



 




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