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◆チャーリーパーカー

チャレンジングクラブ◆

 


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(通称”CPCC”) は、チャーリーパーカーの演奏を学び、自己の音楽表現を向上させようというサックスプレーヤーの集まりです。

2005年3月12日に石森管楽器地下ホールで発足会を行ない産声を上げました。

参加はサックスをこよなく愛し、チャーリーパーカーを学びたい方ならどなたでも大歓迎です。

CPCCに興味のある方はHPで詳細をご確認ください


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おたすけおじさんの 久しぶりの質問コーナー

スレッド

今日は2つ質問がきましたので、まず、クラリネットを8年間も演奏し、今年大学のビックバンドに入ってテナーを吹き始めたばかりのサックスプレーヤーから方からの質問にお答えしたいと思います。
本当はメールで返信しようとしたのですが、アドレスエラーになってしまったのでブログで回答させて頂きます。

●質問の内容は、次のような内容です。

私は今年大学一年で、今まで小学五年から高校三年までずっとクラリネットを吹いてきました。 ですが、大学に入るのと同時にビックバンドに入団することになり、クラリネットを続けつつ、新たにT.SAXを始めることになりました。 今現在まだ練習を始めて一週間程ですが、いつも一番下のシ♭がどうしても音が出ません。 まだSAXに慣れていないこともありますが、毎回その音だけが鳴らず悩んでいます。 私は低い音を出すのに下唇を少しゆるめているのですが…、どうしたらうまく息が入って音が出るのですか?教えてください。 よろしくお願いします。


●では、一緒に考えてみましょう。

クラリネットとサックスは、まずアンブシュアが違うことを理解しておく必要があります。 大学のビックバンドでテナーですと音量も要求されるでしょうから、マウスピースの開きも大きいものでないと対応できないかもしれません。 私は、テナーを吹くときはオットーリンクの8番を使っていますが、少なくとも6番以上、できれば7番くらいの開きが必要になるかもしれませんね。
クラリネットも吹くと言うことですので、ある期間は、どちらも上手くいかない期間があるかもしれません。 これはビックバンドでサックスを吹くときの宿命です。 他にもソプラノサックスやフルートも要求される譜面もあると思います。 マルチリード奏者は、楽器を持ち替えたときに頭も切り換えて演奏していますので、慣れることが肝心ですね。

では、アンブシュアの大きな違いですが、ジャズを演奏する方のほとんどがファットリップというあまりリードにプレッシャーを与えないくわえ方をしています。 これは、リードの振動を押さえずに楽器を豊かに鳴らしやすい方法です。 クラリネットの場合は、それに比べるとプレッシャーをかけないと安定した音が出ませんのでテナーを始めて1週間ですから、とまどっているのではないでしょうか?
ファットリップについては、過去のブログにも書きましたのでご覧いただくか、バンドの先輩に聞けば教えて頂けると思います。

さて、最低音のBbが出づらいのは、慣れていないからということも大いにあります。 私は、学生時代には気合いを入れないと出ない状態でした。(笑)
楽器の調整が悪いときにも出ずらくなるので、最低音のBbを押さえてFの指(右手人差し指)だけを上下させてポンポンと響く音が出るか確認してください。 もし響かないようでしたら、Bbかどこかのタンポがきちんと閉じていないことが考えられます。 その場合は調整に出しましょう。
低い音を出すのにアンブシュアをゆるめて出しているようですが、早いパッセージや音が飛ぶフレーズの時には低音が出ないので、次の練習をやってみてください。
これは私が今やっている基礎練習の一部です。 中音のC#から始めます。

*このとき一番注意するのは、アンブシュアを決して絞めずリードへのプレッシャーもいっさい変えないと言うことです。 C#から始めるのは、楽に音を出すことができるからです。 そして、楽なアンブシュアのままで最低音まで下がることが重要です。 途中で出なくなったら、C#からやり直して低音の幅を徐々に広げていきます。

 C#-C-B-Bb C-B-Bb-A B-Bb-A-Ab 〜 C#-C-B-Bb
C#-C-B-Bb-A C-B-Bb-A-Ab B-Bb-A-Ab-A 〜 D-C#-C-B-Bb

のようにクロマチックパターンを半音ずつ下げて最低音まで練習する方法ですね。ウォーミングアップの時にやってみてください。 このような方法で最低音のBbまで音の幅を広げていきます。 いきなり出そうとしても、準備体操しないで運動を行うようなものですからね。

 Bb-B-C-C# B-C-C#-D C-C#-D-D# 〜 Bb-B-C-C# 〜
 Bb-B-C-C#-D B-C-C#-D-D# C-C#-D-D#-E 〜 Bb-B-C-C#-D 〜

この練習は、下降パターンのウォーミングアップが終わってから、上昇パターンの練習に入ります。 最低音のBbから始め、中音のC#まで行い、またクロマチックパターンで最低音のBbまで下がり、次に中音Dまで半音ずつ高い音の幅を広げて行きますが、この場合も、アンブシュアを絞めずに徐々に高い音の出具合を聞きながら広げていきます。
低音もそうですが、高音になればなるほどお腹からの圧力が必要になってきます。 息で音を支えることですね。
この内容については、過去のブログにもいろいろな場面で書いていますので参考にしてください。 昨年9月2日からブログを書いていますので、読むのは大変でしょうが、時間のあるときに見て頂くとおわかりいただけると思います。(ちょっと大変ですが、ブログ右にあるカレンダーの矢印で戻ります)

サックスの場合は、この低音を重点的に練習することがとても大切です。 これを行うと音色が短い期間で改善されます。 特にテナーは幅のある豊かな音が魅力ですから、高音まで含めた全音域の音色をよくする意味でも、毎日中低音を重点に練習してください。 短期間でサックスらしい音が出ると思いますよ。

 では、楽しく練習してくださいね。

 もう1つの質問については、次回お知らせいたします。


#TV #ドラマ #ビデオ #映画 #音楽

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