エサレンマッサージ 赤羽の『てあてや』さんに行ってきました。
4月
25日
お店の名前は『てあてや』さんです。
赤羽で降りるのは初めてでしたが、バス停のそばには、花壇がある綺麗な駅でした。
LaLaガーデンという、赤羽スズラン通り商店街のアーケードをゆっくり歩いていると、プロの演歌・歌謡歌手の登竜門、美声堂さんがありました。
とても昭和な感じがして、いい雰囲気です。
このアーケードには、大型スーパーや激安の店があったり、中学校まであって授業風景が丸見えでした。
その中学校の反対側にある路地を入ってすぐの、牛尾ビルの3階が『てあてや』さんです。
駅から歩いて5、6分です。
完全予約制のドアを開けると、店主の加藤さんが笑顔で出迎えてくれました。
以前1度お会いしているので、久しぶりの再会です。
まずは、アンケートに体の調子などを記入してから、今日の施術内容を決めていきます。
加藤さんは男性で、普通の整体とアロマオイル整体、エサレンのプロフェッショナルです。
私は一日中自転車を走らせたりするので、足だけではなく腰や肩、首など筋肉に疲労があるので、身と心のバランスを整える『エサレン』を施術していただくことにしました。
エサレン Esalen って、ほとんどの方が聞いたことないと思いますが、発祥はアメリカ西海岸、カルフォルニアの海沿いにある温泉地に、滞在型のセンターを立ち上げ、かつてその地に暮らしていたネイティブ・アメリカンの部族の名前をとって1962年に「エサレン研究所」と名づけたのが始まりだそうです。
ここでは、西洋・東洋問わず心と体を一体とすることを、いろいろ研究していて、沢山あるワークショップの中にエサレン・マッサージがあります。
エサレン・マッサージと名乗って施術するには、1ヶ月ほど学科や実技の勉強をしないと名乗れないようで、加藤さんもここで学んだそうです。
まず、施術を受けるには、高い位置にあるベッドに横たわり、リラックスして待ちます。
部屋には心地よい音が流れていて、加藤さんはゆっくりと背中にオイルの付いた手を置きました。
エサレンは、体を楽にして心を楽にするという考えのマッサージのため、相手に触れる手の置き方から違いました。
まるで絹かベルベットで触られているような感じで始まりです。
日本の茶道に通ずるような、優雅さも感じます。
エサレンは、相手との一体感をとても大切にしているそうです。
タイ古式マッサージもゾウの歩みのように、ゆっくり圧をかけてキープしてゆっくり圧を抜くことが基本ですが、それ以上に更にゆっくりと行うのがエサレンのようです。
そこからは、大きな波のようなゆったりとしたリズムで、呼吸に合わせ決して撫でるようにではなく、しっかりと圧をかけながら、肩や腰という部分だけではなく、長~いストロークで全身オイルマッサージをしていきます。
このやり方『ロングストローク』がエサレンの一番の特徴ですね。
手の先から足の先まで流れるようにマッサージされると、体全体が一つにつながって、コリや筋肉痛、老廃物も全て体の外に流されていくような感じになります。
加藤さんは整体のプロでもあるので、きっちりと私の体の疲れているツボも押さえてくれるので、更に気持ちよくて、飛んでいるような感覚におちいってしまいます。
それに伴って、気持ちも緩んできて時間感覚がなくなってきます。
ある意味、トリップしてアルファー波が溢れ出た状態で、意識を失いそうになります。
この境地は一人では絶対に作れないので、このエサレンというものはクセになりそうです。
女性のオイルマッサージを受けたことがありますが、男性の手は大きいので、オイルを使ったマッサージでは、男性の方が気持ちいいかもしれませんね。
加藤さんは、手技を押し付けない主義で、『お客様との心の一体感を大切にしているので、体の反応を手で感じながら施術している』と言っていましたが、確かに最初から最後まで、初めてやってもらったと思わないほど、私の体を気持ちよくほぐしてくれました。
このエサレンは、他のマッサージとは全く違う、別世界のマッサージです。
エサレン恐るべし!
是非このエサレンというカリフォルニア生まれのマッサージを、いろいろな方に体験してもらいたいですね。
加藤さんの『てあてや』のHPはこちらです。 http://teateya.jp
完全予約制ですので、03-6276-8616 まで電話してから体験してください。
たまには自分へのご褒美に、ボディリフレッシュするのもいいものです。