5月
22日,
2018年
サンディエゴ:Crystal Hill Vineyardオープニングセレモニー
この日はとてもお天気に恵まれ、暑すぎず寒すぎずでセレモニーにはぴったり。お庭には椅子がたくさん設置してあって、とってものんびりと出来ます。
Crystal Hill Vineyardのご主人のScottさんは、農業に力を入れているそうで、美味しいワインをつくる事に手間や時間をかけるのではなく、美味しいぶどうを作る事を大事にしているそうです。その美味しいぶどうを味わってもらうべく、長く樽で貯蔵をしない事がこだわりだとか。そんな思考から、肥料などは全てオーガニック、保存料も使わずにボトリングされているそうです。
ワインテイスティングでは、2016年のエステート(Crystal Hill Vineyardで育ったぶどうから作られたワイン)シャルドネ、メルロー、キャベルネソーヴィニヨン、シラー、そして2016年ストーンレークのメルローの5種類を頂きました。
白ワインのシャルドネは2016年とは思えない濃い色でした。ほのかにメープルやハチミツの様な甘い香りで、味はすっぱめでとてもすっきり。次に頂いたメルローもシャルドネと同じ香りでしたが、こちらはスパイシーでしたが、以外とさらりと飲める感じでした。メルローは一番人気のワインだそうです。
キャベルネソービニヨンは最初の2種と変わって、フルーティーな香り。キャベルネの香りではありませんでしたが、色はとってもキレイな濃い赤。そして味はキャベルネとは思えない程さらっとしてまろやか。とても飲みやすい印象のキャベルネでした。
シラーは唯一甘くない香りのワインでした。色は一番濃い赤で、味はスパイシーな中にほんのりと甘みがあり、印象深いワイン。こちらのシラーはUnpressed(圧縮していない)ワインだそうです。
そして最後はストーンレークメルロー。RamonaにあるStone Lakeという30年もぶどう畑育てているVineyardのぶどうを使い、Crystal Hill Vineyardがワインにしたもの。エステートのメルローとは全く違い、スパイシーな香りで、色も薄めの赤でした。味は甘めで王道なメルローという印象でした。
ワインを試飲した後は、Vineyardのツアーへ。
広大なぶどう畑はとてもキレイな緑の葉が育っていて、本当にぶどうを大切にされているのだな、と感じました。ワインセラーも見せて頂き、どのようにしてワインが作られているのか説明してもらいました。1つのワインをつくるのに、長い時間とたくさんの手間がかかります。ツアーは予約制で参加できるそうなので、ワイン作りに興味のある方には是非参加してもらいたい経験でした。
ワインの事も、ツアー中の説明も、奥様のミキさんが日本語で説明してくれるので、とても分かりやすかったので、英語の苦手な方でも楽しめます。
Crystal Hill Vineyard様、今回はお招き頂きありがとうございました!
クリスタルヒルビンヤード - Crystal Hill Vineyard