ケアの現場で大切にして欲しいこと
3月
16日
来年度から介護報酬改定が行われ、その際に科学的介護が強く打ち出されています。
介護も医療と同じようにエビデンスが求められていることですね。
ですが何をもって科学的とするのか、エビデンスとするのかは課題が残っている気がします。
ケアにも根拠が求められると論理的思考に慣れていない現場は混乱するでしょう。
私は現場に大切にして欲しいことは
自分の直感や主観的情報を大切にして欲しいです。
なぜか?
先月でしょうか、ケアカンファレンスに参加した時に現場から、普段の様子から気になることや傾向を確認したところ、色々情報が出てきました。
実はそれは生きた情報です。
ですが大抵の人はその情報を根拠を持って説明できないからと流してしまいます。
たしかに根拠はありません。
ですが主観的情報で今は根拠がなくても客観的情報にする方法はあります。
それは他のスタッフにも聞いてみることです。
多角的に情報を集めます。
同じ感覚や情報を持っている人が多ければそれは一つの客観的情報として扱えます。
これは立派な科学的介護であると私は考えます。
だから現場の人に大切にして欲しいことは日々のケアから集めた主観的情報を信じてほしい。
そしてそのままにせず客観的情報にすることです。
主観的情報のままにとどめておくことはあまりにももったいないです。
ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ