部下の言葉に耳を傾ける注意点
3月
11日
年度末になり人事異動の辞令が出される時期になりました。
介護施設では年度末に人事異動が出される会社や法人はどちらかというと少ないかと思います。
私が勤めているところでも特にありません。
人事に関しては不満に思う人も出てくるでしょう。
そんな時リーダーや管理者として部下の意見や言葉に耳を傾けてあげることは大事なことです。
相手の不安や本心を聞いてあげることも大事ですね。
ですが気をつけて欲しいのが話しを聞いて組織としての結果を覆そうとしてしまうのは良くありません。
例えば、
「なぜ自分じゃないといけないのか」
と騒いだ人がいて、辞められたら困ると考え異動を取り消す。
このような事態になったら組織としての軸がブレます。
「言ったもの勝ち」になる風土は作ってはいけないと言うことです。
私も普段コーチング型のマネジメントで関わっていますが、この組織のあるべき姿を意識して伝えています。
つまり、耳を傾けることは大事ですが意見をそのまま吸い上げる必要はない。
ここは一つ押さえておいて欲しいですね。
全員が納得することはできないかもしれませんが、個人の意見だけで組織の方針が覆されると他の者に示しがつかなくなります。