日経バイト 創刊前・春号
NIKKEI BYTE APRIL 1984
特集●マルチウインドウ
創刊号ではなく、創刊前・春号ですね。
どんだけ期待を煽ってたんだろっ。
「今後3年間に発表されるパーソナル・コンピュータを特徴づけるキーワード」として、マルチウインドウが特集されています。その時点では、まだ一般には届いていなかったということですね。
system reviewとして、PC100が紹介されています。
標準装備のソフトウェアとして、JS-WORD、MULTIPLAN、N100-BASICが附属していたようです。
NECに似つかわしくない洗練された雰囲気を感じていだけれど、知らなかったら京セラからのOEMだったんですね。なるほど、です。
YKK50を設計した今は亡き建築家 北村修一さんの事務所で、北村さんご自身が嬉しそうに操作して見せてくれた記憶があります。あれは、多分、CANDYの前身だったに違いないパーソナルCAD。建築設計の実用に供するレベルではなかったけど、パソコンの可能性を革新して、シンプルなワイヤーフレームで未来を描いていたんだろうなぁ。
もう先月ことですが、PCケースを断捨離しました。
一年以上前に手デスクトップをリプレイスし、古いPCケースは不要に。
手に入れた当時はブランド品で、結構な価格でしたが、今はメーカーも廃業。
結構長い間、大切に使っていたので、単純に廃棄するには忍びなく。
「中古あげます・譲ります」のジモティーに出品したら、問い合わせがあり、無事引き渡せました。
引き取ってくれた主は、海外協力隊でコスタリカに派遣されていたのが、covid19の影響で一時帰国しているのだとか。再派遣に向けて、いろいろと準備している様子。
3DモデリングのPCセットアップが目標のようだったけど、コスタリカでどんなコンテンツがリリースされるんだろう。
廃棄寸前のPCケースが、コロナ禍が落ち着いた後?に、コスタリカで活かされる。
少し、嬉しい。
定年の時期が迫ってきた頃から、終活を意識し始めました。
そして、少しずつ進めてきました。
最たるものは、お墓。
27歳以降の住まいは、東京都内ですが、菩提寺は福岡でした。
私自身が、一年に一度、行くかどうか。
ましてや、家族、子ども達は、数年に一度、
祖父母の何回忌の供養で行くのが精々。
そういう状況で、お墓の面倒を委ねるのは、負の遺産でしかない。
そう、合理的に捉え、両親を永代供養すると共に、菩提寺から離檀しました。
私が逝った時に入るお墓はありません。
どうするかは、残った家族のその時の状況と判断に委ねています
受け取っているかどうかは判りません。
永代供養は、終活として大きな課題でした。
でもね、終活という言葉はなんだか寂しい。
読んで字の如くなんだけど、
「自らの人生の終わりに向けた活動」
終わりに向けての活動というのはねぇ。
で違った呼び方をしたい。
主旨から遠くないところの当て字として、収活を思いつきました。
しかし、住宅産業の周辺で、使われていますね。
で、思い付いたのが「修活」。
「修」という字は、
おさめる/学ぶ/学問・技術を身につける/精神を整えるなどの意味をもつ。
良いじゃないですか。
「自らの人生の終わりに向けた活動」ではなく、
自らの人生を更に活かすために、
然るべくおさめ、自らの気持を整える行いを「修活」
高齢者再雇用の限度も超えて、緩やかに働き始めた近頃、修活の続きとして、所謂、断捨離を進めています。
暫く、修活としての断捨離を書いてみましょう。
って、他愛のないことですけどね。
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