わが家には一般的な野鳥のほかにアライグマ、鹿、リス、ハミングバードなどが訪れる。また以前わが家の前の道路でオポサムというネコくらいの大きさのねずみのような顔をした動物が自動車にはねられていたことがある。オポサムは有袋動物だそうだ。
わが家のあるマーサーアイランドには、天敵のイーグルが少ないことからアライグマがたくさん生息しており、ずうずうしい性格のため勝手に家の中に入り込んで食料棚を荒らすことがたまに新聞記事になったりする。アライグマはマーサーアイランド市のシンボルでもある。
初めてアライグマを見た時は可愛い顔と愛嬌のある動作に引かれ、親子4匹お揃いで庭に来たりするとついパンやクラッカーなどをあげていたが、隣人からくせになるので餌をあげないほうが良いと忠告された。アライグマはその名の通り食べ物を水につけて洗うようにして食べる。また生卵をあげると、上手に両手で抱えて小さな穴を開け、中身を吸って飲む。
アライグマは私にはクマというよりタヌキのように思える。アライグマは夜行性なので昼間はあまり姿を見ないが、満月の夜など屋根の上で運動会をやったりして可愛いけれど正直言って少し迷惑だ。
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