あり、データとそれに関連するメソッド(関数)を組み合わせてカプセル化するための
仕組みです。
クラスは、新しいデータ型を定義し、それを使ってオブジェクトを作成するためのテンプ
レートを提供します。以下に、Pythonのクラスについて詳しく説明します。
クラスの定義: クラスを定義するには、class キーワードを使用します。クラスの名前は
通常大文字で始まります。
class MyClass:
# クラスの本体
インスタンスの生成: クラスをもとにしてオブジェクト(インスタンス)を作成するは、
クラス名を呼び出すかっこ () を使用します。
obj = MyClass() # MyClassのインスタンスを作成
クラスのコンストラクタ: クラスには特別なメソッドとして __init__ があり、クラスの
インスタンスを初期化するために使用されます。これはコンストラクタと呼ばれます。
class MyClass:
def __init__(self, arg1, arg2):
self.arg1 = arg1
self.arg2 = arg2
インスタンスを作成すると、コンストラクタが自動的に呼び出されます。
obj = MyClass(1, 2) # コンストラクタが呼び出され、arg1とarg2に値が設定されます
クラスメソッド: クラス内で定義された関数はメソッドと呼ばれ、オブジェクトに対する
操作を定義します。メソッドの第1引数は通常 self と呼ばれ、そのメソッドが呼び出され
たインスタンスを指します。
class MyClass:
def __init__(self, arg1, arg2):
self.arg1 = arg1
self.arg2 = arg2
def my_method(self):
return self.arg1 + self.arg2
メソッドを呼び出す方法:
obj = MyClass(1, 2)
result = obj.my_method() # my_methodを呼び出し、結果をresultに格納
クラス変数とインスタンス変数: クラス内で定義された変数はクラス変数と呼ばれ、
すべてのインスタンスで共有されます。インスタンスごとに異なる値を持つ変数は
インスタンス変数と呼ばれます。
class MyClass:
class_variable = 0 # クラス変数
def __init__(self, arg1):
self.instance_variable = arg1 # インスタンス変数
継承: Pythonでは、クラスを継承して新しいクラスを作成することができます。継承を
使用すると、既存のクラスの機能を再利用し、新しいクラスを定義できます。
class ChildClass(ParentClass):
# 子クラスの追加のメソッドや属性を定義
これらはPythonのクラスの基本的な概念です。クラスを使って、データと操作を効果的
に組み合わせて、コードの再利用性と保守性を向上させることができます。
わかお かずまさ
VegaSystems
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