戦場の哀れ

ウクライナでの戦闘がやまない・・・
SNSで多くの動画が掲載される、多くはウクライナ側からロシアの戦車を破壊する画像。

この画像を見て喝采などはとてもあげられない、ロシアのタンクにも前途ある青年兵士
が乗っている、彼らはここで落命する。
彼らに罪があるだろうか、戦争犯罪人と呼べるのだろうか。
兵士は命令に服従せねばならない、さもなくば自分の身に危険が及ぶ。

どちらも被害者である、勝者などない。

戦場の哀れは、ここにある、1:1のファイトではない、殴り合いなら手加減も出来る、
しかし戦場ではそれも出来ない。

多くのロシア兵士は不本意な戦闘を強いられているのではないか、ウクライナには
祖国防衛の思いがあるが、ロシアの兵士にはそれは無いと思う。

これは映画ではない、現実である、破壊されるタンクには5-6名の兵士がいる。
ウクライナの防衛攻撃は正当であり、それには何も言えない。
しかし、それでロシア青年が命を失う、その哀れさを思うとやりきれない。


1.
死んだ男の残したものは
ひとりの妻とひとりの子ども
他には何も残さなかった
墓石ひとつ残さなかった

2.
死んだ女の残したものは
しおれた花とひとりの子ども
他には何も残さなかった
着もの一枚残さなかった

3.
死んだ子どもの残したものは
ねじれた脚と乾いた涙
他には何も残さなかった
思い出ひとつ残さなかった

4.
死んだ兵士の残したものは
こわれた銃とゆがんだ地球
他には何も残せなかった
平和ひとつ残せなかった

5.
死んだかれらの残したものは
生きてるわたし生きてるあなた
他には誰も残っていない
他には誰も残っていない

6.
死んだ歴史の残したものは
輝く今日とまた来るあした
他には何も残っていない
他には何も残っていない


わかお かずまさ
VegaSystems

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