6月
25日,
2018年
私の原点(高周波)
作成し、試行錯誤を繰り返しました。
ここから体得したものは実に大きく、今の仕事の基礎となっています。
電気や高周波を「体」で覚えるのはよほどの機会がないと出来ません。
毎日のように、作っては壊し、作っては壊しの連続でした、試行錯誤の中で
これはダメだ、こうしなけれなを知らず知らず体得、それは無線技術の資格
取得に大きく役立ち、難解な技術書も読めるようになりました。
これが、ほぼ独学で出来た事を少し誇りと思っております。
この時、米国の底知れぬ恐ろしさを、この真空管を通して知りました。
写真の真空管はすべて双2極管、二つのシステムが一つになっています。
プレートが上部にあり、周波数特性がよく双2極であるため中和が
取りやすいなどの特徴があります。
更に今から思えば、二つのプレートの両端にコイルの両端の接続し
中間からDCの給電を行うのは、現在のPoEと同じ手法であった事に
気付かされます。
真空管はDC300V以上の電圧が必要で、電源もそれなりに必要となり、
電源コードの太さも、絶縁に関することも、全てこの製作を通して
学び取りました。特に直流にするための整流の重要性、大容量には
チュークトランスが必要な事など。
更に重要だったのはシールドで、これがまずいと大出力の高周波が
漏れ出し、VHF帯のTVを直撃するのでこの対策に往生した記憶が
あります。
高周波(150MHz)では、僅かな部分でもアンテナ化し、ロスも増えます
これは厄介な対応が必要で、かなり苦労しました。
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