11月
12日,
2014年
電子機器故障
HDD等記憶系もありますが、この記憶系の機器を安定して動かすには
精度の高い電源が要求されます。更に電源部分はノイズ発生の源なので、この注意も
重要です。
ノイズ遮断には電磁遮蔽を行いますが、これは放熱の妨げにもなります。
放熱不良で一番の影響を受けるのが、写真のコンデンサーです。
構造はかなりシビアで、極薄のアルミ箔を電解液を含浸させた紙で絶縁して巻いて
作ります。
この製造には多くのノウハウと作業の精度が要求されますが、台湾・中国製はこの
部分の精度が日本より甘く、結果として粗悪品となり、故障の原因となります。
この事は周知の事実ですが、コストダウンのためか、実態を知らないのか、騙されているのか、いまだに粗悪品を平気で実装するメーカーが後を絶ちません。
安価なものならともかく、重要な記憶装置、伝送機器にこれらを使用してコストダウンをすれば、やがてそのメーカーは信用ダウンになります。
コンデンサーは時限爆弾です、最初の検査では不良を検知出来ません。
この事を本当に知っている管理者はどれほどいるのでしょうか・・・・・・・
※このコンデンサーのみを交換する事はさほど困難ではありません、故障判定はコンデンサーの上部が膨らんでいるのですぐわかります。テスターでもチェックの出来る機種が比較的安価であります。部品は通販でも入手可能です。
そして製造メーカーは部品交換の手順等を公開すべきです。
こう書くと、部品交換は「改造」となるので以後の責任は持てないと必ずメーカーは言うし、それを当然のように受け取ってきいましたが、このケースのような場合。
放置すれば、ただのゴミのなるので、やってみようと思う人がいるはず。
それを、奇特なユーザーのWeb等にたよらず公開したらいかがかと思う。
最後に未確認ながら、メーカーによってはコンデンサーの寿命が短いのを承知で
採用していると言う。それも2年とかで・・・・
ワオ!と言っているユーザー
ワオ!と言っているユーザー