山小屋の数

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北穂小屋が地形図では欠落してい... 北穂小屋が地形図では欠落しています・・・・・
北アルプス一帯は日本有数の山岳景勝の地で多くの登山者が集まる。
そのため山小屋の数が多い。
ところがこの山小屋の数の多さが、どうも初心者を勘違いさせ、山岳遭難の一因に
なっているのでは無いかと思い始めた。

北アルプスは山にこそ差があるものの、いわゆる初心者が行く山にしては難易度が
高い。ただし、難易度とは季節や天候で大きく変動する。

HGの鳩吹山に今では通行止めとはなっている「パノラマコース」がある、岩場としては簡単で短いコースだが岩は脆い。このコースの下りを必死で降りた初心者でも、天候が良ければ西穂高まで行けてしまう。(西穂独標でない)

難易度が高い北アルプス登山を安易に考える理由の一つに、この山小屋の数がある。
数年前、白馬岳(しろうま)の春先(5月4日)に九州の方々が沢山亡くなった、トムラウシや昨年の空木岳の遭難も、山小屋があれば起きなかった事故であると予想する。
※トムラウシには避難小屋はあるが数が少ない、白馬も空木も山小屋間の距離が
長い。
北アルプスは滑落の遭難が多く、天候で逃げ遅れ低体温症での事故は少ない。
これは山小屋が豊富で避難が可能である事が大きいと思う。

問題は、北アルプスは特別な環境であることを理解せず、他の山域に十分な装備も
持たずに出かける事であろう。
ツエルトはおろか、緊急シートも持たずに結構な距離を走行する方が多い。
私の装備を見せると、そこまでは・・・・・と異口同音に言われる。

最近の山ブームで、Webや雑誌では盛んに山が取り上げられている。
特に注意が必要なのはWebの記事で、所要時間等は「良えカッコ」が透けて見える
投稿もある。

普段、特段のトレーニングも無しに、10Kmを越す山岳歩行はかなりの重負荷で、
ザックの重量を軽くしたいのは分かるが、肝心な装備を持たないのは危険度が
高すぎる。

北アルプスは特別なゾーンで、普通の山域は標識はおろか、登山道の整備もロクに
出来ておらず、ひとつ間違えば遭難の危険度が高い事を知るべきである。

多くの山はトイレは勿論、水も無い。すべて自己調達である、昨年の幌尻でも山小屋があるとは言え、それは避難小屋以下の設備である事を同行者に理解させるのに時間を要した記憶がある。
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地図を懐かしく見させていただきました。

穂高岳山塊は過去二回踏破したことがあり、
この地図を見て懐かしなりました。
懐かしい小屋の名前がたくさんです。

この山塊は特にポピュラーであり、
毎年たくさんの登山者が登りますね。
しかし、ポピュラーなわりに条件は厳しく、
毎年どこかで遭難が起こってます。

自分も奥穂高岳を目指して登っているときに滑落した人を見たことがあります。
顔は血だらけでふらふらしながら誘導されてました。
ヘリで運ばれて行きましたよ。

気を付けてればそんな事故が起こるとは思えないところでの事故でした。
ちょっとした気持ちの油断が山では事故につながりますよね。
装備を軽くしようというのは言語道断ですね。
山の装備はすべて自己責任です。
今は中高年登山が全盛だけに気を付けなければいけないと思いますね。

それにしても懐かしい地図ですねぇ・・・。
投稿日 2014-08-20 16:06

ワオ!と言っているユーザー


野村先生が以前ご指摘の最近の雑誌では、いかにも簡単そうに記事が書かれているのも大きな問題だと思います。
中高年登山者の中で経験年数が少ない人ほど背伸びする傾向が多く困った傾向です。

低山でどれほどトレーニングしても北アルプスでは通用しない部分がありますね。
投稿日 2014-08-20 16:15

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何事にも共通ですが、人生経験豊富な❓?大人でも自分の実力~能力を過大に評価する人が増えました。
<生兵法>は怪我の素です。  
投稿日 2014-08-20 20:23

ワオ!と言っているユーザー


Webでの情報を鵜呑みにして簡単に出来ると思う方々が増えました、それに付け込んでビジネスも展開している気がします。
投稿日 2014-08-21 08:10

ワオ!と言っているユーザー