新旧比較(なんだかわかりますか)

その昔、航海士受験のために大枚をハタイテ購入した六文儀です。
通常は太陽の高度と時間を測定し、自分の緯度経度を計算で算出します。
方法は標準天測法と簡易天測法があり、高緯度地域に行かなければ後者で十分です。
標準天測法は計算に微分方程式は必要で、筆算では悲惨な結果が出ます、私も伊良湖沖の太平洋で、船位(船の場所)が長野県になって、どやされた経験があります、その後発奮し、ポケコンでプログラムを組んで実用化しましたが、その時にコンピュータの面白さを知り、この道に入ってしまいました。
六文儀ではどんなに頑張っても200mの誤差があり、GPSに比べると雲泥の差です。
右にあるのは私の携帯電話で「おまけ」でGPSがついています。
今は役立たずのシロモノですが、懐かしい、思い出の一杯詰まった、私の宝物です。

今時は博物館にでも行かないと見れないと思います。
#その他

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植村直己もこれを使って北極をいったんですよね・・・。


相当高度な機械のようですね・・・。
投稿日 2008-07-19 09:53

ワオ!と言っているユーザー


近年、クオーツ時計が出来てからこの六文儀での測定精度があがりました。

植村さんを始め、極地ではコンパスが使えないのでこれに頼るのです。
ご指摘のように精度を維持するのが大変です。
投稿日 2008-07-20 16:34

ワオ!と言っているユーザー


六文儀とはまた、本格的に海の男ですね。

揺れる船の上で計算すると、本当に気分が悪くなります。
ハンドディバイダコンパスがあれば、どこでも行く私ですが、陸地の見えない太平洋上を進む時は、最後の手段として必要ですね。
投稿日 2008-07-19 09:55

ワオ!と言っているユーザー


陸地が見えたり、AMラジオの地上波が届く範囲は良いのですが、外洋に出るとロランかこのマシンでしたね。
投稿日 2008-07-20 16:35

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