7月
28日,
2011年
中高齢者登山の批判について
一昨年の岐阜県でのヘリの遭難救助での墜落や昨年の関東での沢の事故など、中高齢者は事故の予備群のように言われています。
私もその仲間に当然入るわけなので、私や仲間を見渡し、多少の意見を述べます。
中高齢者の事故は確かに増加してはいるが、これは分母の増大によるもので、ある面では仕方のないことで、これを年齢云々は、いささか的を得ていないように思う。
問題は経験年数と持つ技量で、年代を問わず、これにより事故率は大きく変わる、若者が転倒や滑落が少ないとは言い切れず、むしろ慎重な高齢者のほうが安全ともいえます。
現に私の仲間を見渡すと、70に手が届く年齢でも筋肉の発達と持久力は若者のそれとは大きく変わらない、変わらないどころか、山行きの回数は若年者よりはるかに多いので、年齢による衰えは体力面では感じさせないのです。
同じ年代層でも、経験・山行きの回数でレベルは大きく異なっており、これを一纏めで論じるのは如何かと思うが、問題点はここにあります。
つまり、若い年代に比べ、体力面でのバラツキは中高年の方が激しい点で、この部分が問題の本質であると思うのです。
定年を迎え、いっちょう山でもと、過去に運動経験の無い方が山行きを始めるのは大歓迎ですが、これも他のスポーツと同様に、指導者なしの独学では限界があり、危険度が高いのです、体が運動に適用出来る状態になるのは、ある期間が必要なのです。
低山だからとかで、装備をろくに持たず、軽く考えての山行き老齢者は実に多い、彼らに共通なのは、大丈夫、無理はしません、そんな装備は不要、と思っている点です。
我々は、このような方々と一絡げで批判はされたくないのですが・・・・・
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