誤魔化してきた時間を力に変えよう
6月
9日
「本当は違うことがしたいんだけどな…」
そう思いながら、適当に現状に合わせて、周りばかり気にして生きる毎日。
やりたいことがあった。
んだよね、たしか。
そうだった気がする。
でも、リスクを恐れて、周りになんと言われるか気にして踏み出せず、無難な選択を繰り返していた。
「この道を選んだのは正解だったのか?」
「いや、そうじゃないんだけど、仕方がない」
そんな気持ちを抱えながら、気づけば数年、いやもう十年以上過ぎている気もする。
何に悩んでいる?
心のどこかで、「このままでいいのか?」とずっとずっと語りかけ続けていた。
「いや、ほんとは違う」
でも、それを認めてしまったら、今までの選択が間違いだったと認めることになる気がして、誤魔化し続けた。
新しい挑戦をする勇気はない。
でも、今のままで満足できるほど、自分を騙しきることもできない。
そんな葛藤を抱えながら、何も変えられずにい続けたのよ。
ところが、ふと振り返ったとき、「誤魔化してきた時間の中にも価値があることがたくさんある」
そんなことに気づいた。
理想を叶えられなかった時間は、全部が全部無駄ではなかった。
その間に培ったスキルや経験が、今の自分を支える基礎になっている気もする。
むしろ、遠回りしたからこそ、何かを実現するための準備が整っていたのかもしれない。
あとは「これまでの時間を活かす」ことに意識を向けるだけだ。
誤魔化してきた過去を否定するのではなく、「今の自分だからこそできること」に必死で切り替える努力をした。
すると、不思議なことに、今まで選んできた道が「理想への土台」になっていることに確信を感じ、自然と踏み出す勇気が湧いてきた。
「遠回りした時間は、決して無駄ではない」
誤魔化しながら過ごした日々も、すべて未来の自分のための伏線だと思ったらいい。
これはむしろ決めつけてしまって力に変えるべきこととも思う。
何かを諦めてしまった過去があっても、それは失敗ではなく、別のルートだっただけ。
だからこそ、今からでも遅くはないし、活かせるすべての経験を活かしながら、理想へと進んでいきたいね。