余白を見つける
12月
1日
縄文時代の人の労働時間は
1日4時間であったそうです。
気候が温暖で
食物はさほど苦労しなくとも得られる状況であったので
狩猟や採取など「食うため」の仕事は
そんなにしなくてもよかったようです。
当然電気はありませんから
活動時間は日照時間と同じであったと思われますが
それでも日中に暇になる時間は
けっこうあったようです。
縄文土器の芸術性は
世界的にも評価されていますが
こうした暇があったからこそ
あのような造形が生まれたのでしょう。
こうした暇。
すなわち余白がもたらすものは
安らぎと平穏です。
安らぎと平穏があると
自分に素直に向き合うことができます。
そして
何かにチャレンジしようという
前向きなエネルギーを
生み出すことができます。
そのエネルギーが
クリエイティビティのもとになる。
余白は大事です。
私の場合は
週末の朝に行きつけの喫茶店で
コーヒーとトーストだけの
モーニングセットを頼んで
1時間ほど
コーヒーとトーストを味わいつつ
ぼうっとして過ごします。
この余白が
次の行動を生み出すための
エネルギーの元になっている気がします。
美味しいものを食べたり
友達ととりとめもない話をしたり
家族や子供と話す時間でもよいと思います。
生活のなかに
なにかしらの余白を持つと
おだやかな気持ちになれます。