手を止めて相手の話を聴く
11月
28日
人は誰しも
自分は大切にされるべきであると
無意識のうちに思っています。
ラーメン屋で
自分より後に入ってきた人の注文が
先に出させるとむっとします。
会社でいろいろな施策が走るときにも
そのプロセスに関与できていなかった人は
「俺は聞いてない」
と施策の是非にかかわらず
後ろ向きな態度を現すひともいます。
このように
人は自分がないがしろにされると
悲しくなります。
ですので
自分の周囲にいる人に対して
大事にする
大切に思う
尊重する
という姿勢はとても大事です。
部下のいる方は
部下が相談に来たときに
ちゃんと手を止めて
話を聞いてあげていますか。
パソコンの画面に目を向けたまま
話を聞いていませんか。
相談した上司の関心が
自分に向いていないとわかると
部下は悲しい思いをします。
ああどうせ
自分のことなど
大事なことではないんだと。
これでは
信頼関係を築くことができません。
部下が相談にきたら
手を止めて
自分のへそを
相手に向ける
という所作を意識するだけで
相手は自分を尊重してくれているのだと
安心します。
自分に対して
丁寧に笑顔で
礼儀を尽くしてくれる人は
安心安全な存在です。
安心安全な環境にあると
人は素直に思ったことを
話せるようになりますし発想も広がります。
手を止めて相手の話を聴く。
これを意識するだけです。