白馬で迎えた誕生日
7月
23日
子供ら二人と旅行を続けていて、この日は誰にも知人に会う予定もないので特に何もなく過ごすのだろう、と考えていました。
この日の朝、家内がテキストメッセージを送り、子供らにそれを知らせたのです。
「今日はダディの誕生日だった」
「なぜ私らにそれを知らせてくれないのか」
口々に言い出しては、それまでの不平を吹き飛ばしている。
その時、白馬・五竜で2時間ほどかけてのハイキングを終えたばかりで
さらに白馬・八方という所まで車で移動してから3時間ほどのハイキングを計画途上にあったのでした。
長女は足もしびれ、体が疲れるので残りの時間をホテルで過ごしたいと言い出してました。
長男もスマホゲームのほうが歩くよりも楽しいらしく、ホテルがいいと。
そんなとき家内からの知らせを受けて、私のもともと計画してあったことに同調しようと方向転換してくれたのでした。
八方は峻険な登り道が続き、確かに心臓破りを感ずるほどの苦しいものでしたが、何度も休憩を挟んでついに目的地の八方池まで辿りつくことが出来ました。
その間、彼らは一言も不平不満を口にしなかったのでした。
私への誕生プレゼントとして、それまでの態度が急変し、積極的に山登りに挑戦してくれたのがうれしかったです。