「あなたの手を握る」
4月
25日
「あなたの手を握る」
イザヤ書 42章1~6節
"「見よ。わたしが支えるわたしのしもべ、わたしの心が喜ぶ、わたしの選んだ者。
わたしは彼の上にわたしの霊を授け、彼は国々にさばきを行う。
彼は叫ばず、言い争わず、通りでその声を聞かせない。
傷んだ葦を折ることもなく、くすぶる灯芯を消すこともなく、
真実をもってさばきを執り行う。
衰えず、くじけることなく、ついには地にさばきを確立する。
島々もそのおしえを待ち望む。」
天を創造し、これを延べ広げ、地とその産物を押し広げ、その上にいる民に息を与え、
そこを歩む者たちに霊を授けた神なる主はこう言われる。
「わたし、主は、義をもってあなたを召し、あなたの手を握る。
あなたを見守り、あなたを民の契約として、国々の光とする。"
(1) 手を握られる神
親に手をつないでもらう時
子供はつまずいても転ぶ事はない。
手を繋ぐ相手との関わりは十全で、他のことができなくなる。
神は私の手を握られると言う
神はご自身のすべてを投げ出して私たち一人ひとりに関わろうとされる
(2)義を持ってあなたを召した
①あなたは神に召し出され、神に属するものとされた(ヨハネ15:16)
私が主イエスを選んだのではなく、主イエスが私を選ばれた
② そのカラクリは神の「義」にある
人を救うべく実行される神の行動のこと
〜その究極は主イエスの十字架による贖いにある
⑶あなたを契約とし、光とする
① 聖書にある契約はすべてユダヤ人に対して与えられたもの
その契約を締結、執行、完徹されるのが主イエスであられた
②その祝福はあらゆる諸民族にとっての光となる
ユダヤ人に与えられている契約に私たちは継木された霊的異邦人である
(結論)
私たちの手は弱くなることがある。
自らの信仰の力で神を把握することに限界を感じることもある。
しかし主イエスの手は弱まることなく、永遠に私たちを握り続けてくださっている。